今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

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心頭滅却しても暑いものは暑い。

2012-07-29 10:47:54 | 新ビジネス
日中の最高気温が35度を超えると酷暑と言われる。日本は摂氏表示なので数字が小さいが、華氏表示なら95度どかなり熱く感じそうな表示である。昔のブログにも書いたと思うが、世界で最高温度を記録したのは、1921年7月8日、バスラ〔イラク〕で記録した58.8℃。ちなみに本日のバスラの温度は摂氏50度の予想である。バスラ市は南北に位置しているのでこの温度は涼しい。南に60km下がると更に2~3度温度が上昇する。しかし、現地で生活してみればわかるが、50度は暑いがまだ動ける。これが52度位から動くのが嫌になり55度を超えると、喉がヒリヒリするような感じで息をするのさえ苦しく、体力を消耗しないよう、気を失わないように日陰で横になって、温度が50度前後に下がるまで動かない事である。

暑いと熱中症になりやすいという怖い環境だが、それ以上に怖いものが山ほどある。車に乗る時は手袋をしていないと、ドアを開けようとしてやけどをする。乗ってもダッシュボードを触らないこと。
運転する場合は特に気をつけることが多い。停車中は窓を開けても良いが、走行中はエアコンの効きが悪くても閉めること。熱いお風呂と同じでじっとしていれば我慢できるが、50度の熱風は我慢の範囲を超えてしまう。

昔から、心頭を滅却すれば火もまた涼しという言葉があるが、一瞬なら暑さを我慢できても、朝から夜まで何時間も熱く、何ケ月も続くと、この言葉の意味が虚しくなる。

今週のバスラの気温です。ピラミッドのあるエジプトは暑いイメージがあるが、それでも今日の最高気温は37度である。これらと比べると本日の東京の33度は、涼しいのかも。





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2 コメント

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砂漠の熱風 (前野克彦)
2012-08-02 11:28:47
自動車でバクダッドから北西の土漠地帯を200kmくらいシリアめがけて走る、ヒートを目指す車旅、時速100kmくらいで窓を閉め切り突っ走る。窓を開けると熱風で喉が焼け息もできない。車内で玉の汗を浮かべて我慢。 相棒と申し合わせて呼吸を止めて10~15秒窓ガラスを下ろす、一瞬で汗が蒸発して消える。ヨシッ!と掛け声でガラス窓を閉める・・・・・・・・・・・あの50度を超える砂漠の空気の暑さは体験しなければ理解はできないでしょうね! 太陽が落ちても熱された空気の温度はまだ暑い、呼吸するたびに熱気が肺に侵入してくる。 
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Unknown (Unknown)
2012-08-19 17:58:17
お元気ですか?
中近東を離れてもう30年近く経過。日本の夏に慣れてしまうと
暑いものです。秋風が恋しい毎日です。
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