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グランドキャバレ- 

2010-04-11 12:48:27 | Weblog
先週は大阪での事業立ち上げの第一段階の区切りを記念して、大阪在住の70歳になる先輩が立ち上げメンバ-である我々3人を連れて京橋にあるお店に連れて行ってくれた。お店は2階にあり、1階からエレベ-タを利用してお店に入るのだが、既にエレベ-タの色がピンク色。まるで、六本木の金魚の入り口と同じ雰囲気である。

中に入ると、3百人程度が入る大きな円錐状のホ-ルと客席で、中央部が底部分でステ-ジがある。昔懐かしいグランドキャバレ-そのもので、天井から吊り下げられたシャンデリアや建物のインテリアが古くてタイムスリップしたような雰囲気だった。

場内の席数に比例してコンパニオンが300名もいるとの先輩の話だが、訪れた時は100名前後の客で閑散としていた。残念ながら、コンパニオンの年齢だけはタイムスリップをしていなくて、ロストワ-ルド状態。

どう見てもコンパニオンの平均年齢は60歳以下ということはありえない。10人近くのコンパニオン(お婆ちゃん)が我々のテ-ブルに出入りしたが、65歳前後。そばで見ると化粧も部分的に取れていて肝試し大会で見る恐怖の化粧ばかりである。遠くの後ろの席や、隣のテ-ブルに付いているコンパニオンを見ると70歳近くの女性も多い。悪く言えば、女性専用の老人ホ-ムの介護に来ている客のようなものである。一度座ると、席を立つときに客の介添えがないと立てないコンパニオンも多いのには驚かされた。これで金を取るのはどう見ても納得できない。

来ている客も、60歳以下は皆無である。ほとんどがそれ以上の年齢で80歳近い客もいる。キャバレ-だとは信じれない光景である。しかし、まだグランドキャバレ-が大阪にも残っていたというのは懐かしかった。最近のテレビでもグランドキャバレ-の風景を撮るときに、この店が使われることも多いと先輩の話だが、希少価値のお店であることには間違いない。
出来れば40年前か30年前に来たかったというのが本音である。







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