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携帯電話の未来は闇(その1) 監視社会

2007-09-11 21:29:13 | Weblog
携帯電話は1億台まで普及した。日本の総人口1億2000万人から小学校の低学年以下と75歳以上の高齢者を合わせた2000万人近い人口を差し引くと、日本の人口が増えない限りこれ以上の台数増加は物理的に見込めない。携帯もテレビや車と同じで、今後は買換え需要だけであり、各社のシェア争いが過激になっていく。かっては独占的な事業を行っていた固定電話のNTTも子会社で携帯電話のNTTドコモの勢いの方が強いし、そのドコモでさえKDDI(au,ツ-カ-)やソフトバンクとの戦いを強いられている。携帯の機能の進化も著しい。1セグ携帯のようにテレビが見えるものや、韓国のLD電子が供給するL704iのような長時間の音楽をダウンロ-ドして聴ける携帯電話も出てきた。SUICAカ-ドと同じようにフェリカを利用したものではお財布携帯や、GPS(位置情報システム)を組み合わせて携帯電話を所有する人の現在位置が分かるシステムも高度化して来た。今年の4月以降販売されてる携帯電話は全製品にGPS機能が内蔵されており、携帯を持っている限り、常にどこにいるのかも全て探索が可能である。携帯の電源が入っている限り、勝手に近くの基地局と常に交信しているので、ほかの場所にいるという嘘が付けなくなるのでアリバイ・トリックをネタにした推理小説も今後は売れなくなる。もし国の権力機関(警察等)がその気になれば、携帯を持っている国民の毎日の行動記録全てが分かってしまう。個人情報の保護なんて携帯電話を持っている限り、有名無実のものとなっている環境が現状である。しかし、もっと大きな落とし穴が待っている(続く)


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