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電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

消えた100万人。

2005-09-28 06:48:01 | 時事問題
昨日のブログの公務員の人数の約440万人は平成13年度の総務省の発表のものである。昨日はタイムリ-に日本経済新聞の第一面に”国家公務員5年で5%純減”という見出しと記事が掲載されていたが、気になる文章があった。漢数字は見づらいのでアラビア数字に直すと”公務員の人件費は、今年度予算で国が5兆4千億円(定員65万5千人)、地方が22兆円(定員246万人)の合計27兆5千億円。)”と書かれていた。4年前には、440万人近くいた公務員が、今回の記事では307万人。たった4年間で100万人が本当にいなくなったのかという疑問が残る。一方、総務省のHPで見ると昨年は404万人となっている。今朝の新聞記事の307万人が正解とすると、たった1年でも100万人がいなくなった事になる。どこに数字のカラクリがあるのだろう。新聞が作為的に人数を書いているのか、どこか文章の中に落とし穴があるのか。疑問は”定員”という言葉である。今日の記事からもうひとつ分かる事は公務員の平均年収は、予算を定員で割ると890万円という計算になる。国税庁のデ-タでは平成13年度のサラリ-マンの平均給与は43歳で454万円となっている。公務員の場合は平均年齢が7歳若い36歳で、890万も貰うなら、43歳なら1000万は超えている。では、なぜ新聞は公務員の人数を少なく見せるような記事を書くのが不思議である。意図的に隠された100万人が890万円の年収なら、8兆9千億円が更に27兆5千億円に上積みされ、36兆4千億円と、昨日の40兆円の計算に近づいてくる。

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