アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

パームヤシ - ベナン共和国

2019-01-21 22:47:09 | ベナン・トーゴ

前回 アボメイの王宮群で見たように、ダオメー王国の財源は 奴隷売買でした。
「ダホメ王国の王たちは戦争をして領土を広げるに伴い、ライフルや他の火器を使用するようになり、捉えた捕虜たちと火器を交換し、捕虜たちは南北アメリカ大陸に奴隷として売られていった。」(Wiki)
ダオメー王国の首都 アボメイ は やや内陸に位置し、大西洋岸の ウイダ を交易港として 奴隷貿易をおこないました。
ウイダの街から 大西洋 へ向かう途中には ダオメー王国の のちの主産物パームオイルをつくるパームヤシの林が見えます。



このあたりの 大西洋沿岸地区の地形的特徴ですが、ウイダの街と 大西洋とのあいだに 一本の河が 海岸線に平行に走っています。ラグーンと呼ばれる地形です。



砂州で 海とは隔てられているので、淡水魚を採っている人がいます。



この川、トーゴのほうから ベナンの商業首都 コトヌーまで 綿々と続いているので、かつては 密輸入の航路として使われていたそうです。




海岸につきました。ここが 有名な 奴隷海岸 です。
建っているのは 「帰らずの門」です。



さすがに 大西洋の波は 高いです。
と言ってるのか言ってないのか 私の通訳くんです。




観光客が 置いてあったボートの上で昼寝をしています。
大西洋を航海する夢でも見ているんでしょうか?



大西洋からの帰り、プランテーションのヤシ畑のまえで 休憩です。


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