アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

マサキ - 豊田安城自転車道

2019-01-05 17:12:11 | みんなの花図鑑

ニシキギ科。
マユミ や ツリバナ などの果実が ほぼ12月に終わるのに対し、マサキは大器晩成型、1月に赤い実が目だつ。




果皮はピンク。これが4裂して、中から 朱色の種子が おもちみたいにぷくっと顔を出す。




訂正。朱色の種子 ではなく、正しくは「朱色の仮種皮」に覆われた種子。




果皮が4つに裂けたとき、その裂け目から 種子が成長する。




同じニシキギ科のマユミも同じような実をつけ、4裂する。
だが、マユミは 落葉樹で、葉が紅葉して落ちたあと果実も落ちてゆく。
マサキのほうは 常緑樹なので、いつまでも果実が残っている。



ソヨゴ - 愛知県安城市Jo

2019-01-05 16:51:10 | みんなの花図鑑

集合住宅のパーキングに植えてある ソヨゴ。写真が撮りやすい。




モチノキ科なので、花のときは ほとんど気がつかず、果実が赤く実って気がつく。




雌雄異株なので、果実の生る雌株しか気がつかない。というか、雌株と知って植えているのでは。




果柄が長いのが特徴。風が吹くと 葉と一緒に 果実も揺れる。
果実の頭に 柱頭の名残りがおへそのように残っている。モチノキ科の赤い果実は みな このマークがつく。