アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

タピオカ街道 - ベナン

2019-01-22 21:25:46 | ベナン・トーゴ

ベナンには 鉄道がありませんから、旅行というと 車やバスの旅になります。
ジュグーへの街道筋で、ビニール袋に白い粉を入れて売っている 露店通りがあります。
この写真を撮った当時、白い粉は タピオカ と聞いていたはずなのですが・・・
どうも タピオカ粉 なのか、キャッサバ粉なのか、最近、記憶が あいまいになっています。




タピオカ というのは キャッサバ芋から採ったでんぷん粉のことです。
それは確かなんですが、タピオカ粉というのと キャッサバ粉というのと 原料は同じキャッサバ芋でも 物はちがうらしいのです。




キャッサバというのは こんな植物です。これは 私が 井戸掘りの現場で撮ったものです。
食べるのは この根の部分で、このイモからでんぷん粉を抽出して キャッサバ粉とか タピオカ粉ができます。

以下、ネットの記事より
キャッサバ粉とタピオカ粉はほとんど同じ意味で使われますが、実際には明確な違いがあります。タピオカは、洗浄およびパルプ化のプロセスを 通じてキャッサバの根から抽出されたデンプンです。湿った果肉は、でんぷん質の液体を抽出するために絞られます。すべての水が、でんぷん質の液体から蒸発 すると、タピオカ粉だけが残ります。一方、キャッサバ粉は単に、キャッサバの根の皮を剥いて、乾燥し、粉砕しただけのものです。これは、タピオカ粉よりも 多くの食物繊維を有することを意味します。




キャッサバ芋は すり潰して そのまま食べたりもします。




街道のあちこちで こんな風に キャッサバ粉 または タピオカ粉 が売られてます。
先ほどの ネット記事によれば、キャッサバ粉のほうが 日本の小麦粉の役割に近いので、こんなにたくさん売られているってことは タピオカ粉というより キャッサバ粉といったほうがよいのでしょうか。




これは 中身は白い粉ですが、細長い袋に入れられてます。キャッサバ粉とは別の粉かもしれません。




さらに、こんな理科実験室にあるような 一斗ビンに入れて売られているものがあります。ジュースか?
と思ったら、これ、ガソリンなんです!




さらに、街道を走ってると、丸田棒(ぼんぐい)が横たわっていて 道路の半分をふさいでいます。





街道沿いの 村の入り口に 往々にして この丸田棒が横たわっています。
学校などがあるため、村内は スピードを落として 徐行するように という目的なのだということで、だれも文句言わず、迂回して 徐行していきます。
こんなルートだから 200km 走るのに 4時間かかります。


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