アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ドウダンツツジ(2) - 豊田安城自転車道

2019-01-07 21:11:35 | みんなの花図鑑

ドウダンツツジの マッチ棒がびっしり。



豊田安城自転車道のドウダンツツジは 冬芽がとくにキレイです。




以下、同じような風景ですが・・・




お楽しみください。




頂芽は卵形。黄褐色~赤褐色で芽鱗は約10枚。全体に無毛。芽鱗はウロコ状に重なり枚数が数えられる。(耳目の写真「ドウダンツツジ」)



ギョリュウバイ - 西尾市憩の農園

2019-01-07 08:56:30 | みんなの花図鑑

葉の形が ギョリュウ科のギョリュウ(御柳)に似ていて、花が 梅の花に似ているので 「ギョリュウバイ(御柳梅)」ということだが・・・




あいにく ギョリュウ(御柳)なんて木、知らないし、花も特に梅の花を想起させるとも思えない。




「なんとか梅」などという和名を付けると、この木が 豪州やニュージーランドから来たフトモモ科の植物という情報がすべて脱落してしまう。




ギンバイカ(銀梅花)なども同じだ。白く咲く花が白梅の花に似ているので 「銀梅花」なのだが、秋においしそうな青黒い実をつける 外来のフトモモ科の木という情報が失われている。
名前に 「梅」「梅花」が入っていると、そういうフィルターのかかった目で 植物を見ることになる。名前は 他と識別するための記号という面を忘れないようにしたいものだ。

「よく栽培されているのはニュージーランド、タスマニアに分布するスコパリウム〔L. scoparium〕とその園芸品種で、それらをさしてギョリュウバイと呼んでいます。」
「属名のレプトスペルムムはギリシア語のレプトス(leptos:薄い)とスペルマ(sperma:種子)からなり、細長い種子の姿にちなみます。」(ヤサシイエンゲイ「オーストラリアの常緑低木 ギョリュウバイ」)