たばこ畑の帰り道、谷を流れる川端に、日没前に開花するといわれるねむの木の花が咲いていました。深い谷では、日の出は遅く、日の入りは早いのです。ねむの木には、山の木々の間から今日最後の光があたっていました。もう30分もしたら、ねむの木は静かに葉を閉じ、眠りにつくのでしょう。
複数の花がまとまって咲いているのですが、花びらはめだたず、ピンクの花のように見えるのは無数にあるおしべです。今回、花をアップで撮っていて気がついたのですが、中心の花が一段高いところにあります。つぼみの写真ではっきりわかります。一輪摘んで分解してみたのですが、どうも中心の花だけにめしべがあり、他の花はおしべのみの雄花のようでした。 たくさんのおしべに囲まれた1本のめしべは、おしべと同じようにか細く、でも根元はしっかりと子房を抱えていました。
谷間に人知れず咲く優しい表情のねむの木の花。その短い命の花にも、子孫を残すための賢い仕組みが、長い歴史の中に連綿と組み込まれてきたことの不思議さ、おもしろさ。これだから、植物を見つめていくことはやめられません。
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なんだかよくわからないんですが
たどり着きました。
ねむの木は今長崎でも花盛りです
ホワンとしたあの感じ、私も好きです。
もうねむの木はぐっすり眠っている頃です。
ねむの木があることをしりました。
あの歌のようですね!!
町ではなくやはり山里がにあいますね。
「ねむの木」が大好きでブログの名前にしました。
実は、詩集「ねむの木」(新風舎)の著者でもあります。
見てるだけで 安らいでしまう…
そばに立っているだけで 優しい気持ちになれる
不思議な花ですよね。
「この木何の木 気になる木~」って日立製作所のCMはご存知ですか? 私の亡き母は 広報に電話して
「一瞬だけ映るあの花は ねむの木ではないですか?」って…聞いてみたら 親切に教えてくれたそうですが、ハワイにある木で 日本のねむの木の種類みたいですよ。詳しい説明を思い出せなくって ごめんなさいね。
ねむの木は名前も可愛いし、雰囲気も優しいし、ずーっと好ましく思いながら、そばによって写真を撮ったのは初めてです。結構あちこちにあるという油断でしょうか。接近してみて、生命力みたいなものを感じて感動しました。
宮城まり子さんのねむの木学園も、私には印象深いです。
詩を書かれていらっしゃるのですか?ぜひ、ブログのURLを教えて下さい。
このーきなんのききになるき~は、ねむの木の仲間だったんですか。初めて知りました。素敵なお母様だったのですね。
去年の ねむの花を載せたのですが、Quさんの写真には かないません。
今年は、綺麗に撮るぞ~!!
日立製作所の木 また調べてみたら、ハワイのオワフ島にあるモンキーポッド(アメリカネム)で樹齢120年だそうです。
また、おじゃまさせてくださ~い。
アメリカネムなんですか。お母様のおかげで、大変勉強になりました。あんまり立派な気なので、画面の合成かななどとおもっていたんです。
これからブログにお邪魔してきまーす。