気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

春遠からじ

2012-01-29 19:31:04 | 店先で


                                 (パルティフジ砥部内アン’ズガーデンにて)


 本格的に寒い日が続きますが、園芸店は一足お先に花盛りです。温室にはいるとなんとも言えない、いい香りがします。



 地元愛媛では椿さんが終わったら春が来るのは、一般常識です(笑)。伊豫豆比古命神社の春祭りのことなのですが、「椿さん」という愛称で全員が理解してしまうほど、有名なお祭りなんです。あ、でも伊豫豆比古命神社という名前を知らない人は結構いるかもしれません。旧暦の1月7・8・9日の三日間なのですが、今年は今日1月29日から31日です。椿さんの早い年は春が早くくるはずなのですが、さてどうでしょうか。


 「往古、伊豫豆比古命・伊豫豆比売命の二柱の神様が舟山に御舟を寄させ給い、潮鳴栲綱翁神(しおなるたぐつなのおきなのかみ)が纜(ともづな)を繋いでお迎えした。」それは2300年ほど前のことだったのだそうです。神代に思いを馳せて、最終日の夜にお参りに行く予定です。


今さらの教室風景

2012-01-27 21:22:31 | 花の教室

 

 

 

 

 11~12月にかけて、いつもより、さらに気ぜわしかったのは、単発の教室ご依頼が増えたためです。日ごろの活動が地域社会に少しでもわかって頂いているようで、うれしいです。下は小学校1年生から、上は80代のお年寄りまで、ご一緒にお花を楽しむ時間を持つことができました。お花の優しさ、豊かさを、なんとかお伝えできたかな。

 

 

 

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BARおそめ

2012-01-26 20:22:19 | 神社仏閣で


 積もった雪に驚いた今朝ですが、日中はお天気になり気温は低いものの、お散歩日和。1時間ほど空いた時間に、一人で道後散策をしました。長い石段の伊佐爾波(いさにわ)神社。


 



 一遍上人の生誕地といわれる宝厳寺(ほうごんじ)。お寺の縁起を読んでみたら、天智7年(668年)創建となっていました。さすがに伊予の国には、歴史があります。


 で、今日一番心に残ったのは、この宝厳寺の前の坂道です。



 どうってことない坂の写真に見えますが、同じ坂を2009年に撮影した写真を見てください。



 この時は坂の下から撮ったので、せまくなった道の奥に少し見えるのが宝厳寺の石段です。ここは、名のあるお寺の参道なのに、なぜか昔のネオン街だったのです。不謹慎といえばそうなのですが、ノスタルジックな雰囲気に心ひかれる場所でした。いつのまにか、新興住宅地の坂のようにきれいになって、正岡子規の俳句の立て札が並び、「花の句坂」などというネーミングまであります。ネオン坂も一種の史跡・・・などと思う人間は少ないのですね。おそめさんや、やよいさんは、どこに行ってしまったのでしょう。


 


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今さらの記事   その1

2012-01-25 21:55:49 | 花の教室

 12月の花のある暮らしの会(45回)は、お正月の花活けでした。

 

 

 お盆の中に二つのパーツを作り、ベアグラスでつなぎました。12月23日に活けるので、お正月まで長持ちするような花材で作っています。1月の会のとき聞いてみたら、まだお花元気よ!と言って頂きました。涼しいところに置くこと、水をたっぷりやること、このふたつさえ守れば、冬のお花は長持ちしてくれます。

 

 

 

 

 ヨーグルトの瓶を葉っぱでくるんで、お庭の花を活けました。なんの葉でくるんだか、わかりますか?左から、ツワブキ、ヒバ、サザンカです。たまには、こんな花遊びも楽しいですね。

 

 

 

 

 

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花のある暮らしの会 46回

2012-01-24 20:02:05 | 花の教室

 大変ごぶさたいたしました。元気にしています。ご心配くださった方々ありがとうございます。年末に忙しかったのと、その後、夕食後のこたつでうたたねがクセになってしまい・・・(反省)。

 

 

 さて、1月の花のある暮らしの会は、雲竜柳のアーチに赤いハートが揺れるバレンタインアレンジです。ギフトを意識して、オアシスをそのままOPとペーパーで包みあげています。初めに作るアーチが少し面倒なだけで、あとはラウンドに活けてあります。花が少し寂しかったので、実際には写真撮影の時にはいっていなかったスイートピーと、アイビーが加わりました。アイビーと白妙菊は、アシスタントのYさんと私の家の庭から切ってきました。大小あったけれど、それもご愛嬌ということで・・・。

 

 

 

 

 花のある暮らしのヒントは、簡単な花留め2種。左はつるをまっすぐ立てるために、細い花器の口にゴールドクレストの葉を丸めて詰め込んでいます。詰め込む葉はなんでもいいのですが、ゴールドクレストが手近にあったので。(写真の後ろに写っています。)右は、柊南天のゴワゴワした葉を丸めてホチキスで留め、その円の中に水仙をそっと立てています。水仙は袴を一度脱がせ、花と葉3枚を短く切ってから袴をはかせています。

 

 

 

 

 お花を愛する仲間たち。参加費1000円でどなたでも参加できますので、ご連絡くださいね。この会の母体はNPO法人教育倫理プラザです。

 

 

 

 

 

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