ミズカンナ クズウコン科タリア属
六月の中旬のことですが、横浜の三景園の池にたくさん茂っていた植物。葉はカンナに似ているけれど、花は全然違う不思議な感じです。背丈の割に小さい花ですが、白い粉を吹いたような苞の中から、紫の花が覗いている色合いはとてもおしゃれです。なんとなく観葉植物に近い匂いを感じます。戻ってから調べたら、クズウコン科のミズカンナ。やはり、葉がカンナに似ていて水の中に生えるという命名のようです。クズウコン科の仲間には、マランタやストロマンテもあり、雰囲気の共通点に納得です。原産は、北アメリカの南部と熱帯アフリカだそうですが、横浜(といってもかなり海沿いですが)で自生しているということは、寒さに強いのでしょう。
そばには、中国風の朱色の屋根が反り返っている建物(上海なんとか記念館?)もあり、三景園らしい土の見える崖もありの、エキゾチックな場所でした。
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