気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

ハナミズキ  花水木

2010-04-24 23:38:18 | 公園で


 ミズキ科ミズキ属 いつも上を向いている花たち。成木に咲く花は、下から見上げるしかありません。


 



 日を透かして美しい花水木。雨の多い春、束の間の晴天です。


 


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緑色の桜  御衣黄(ぎょいこう)

2010-04-24 01:02:00 | 公園で


 さて、先日の森の交流センターでのこと。ソメイヨシノはとうに終わっていましたが、第二駐車場の縁に植えられている八重桜が満開でした。そして、その後ろの地味な緑色の木は葉桜?いいえ、これが、緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」です。


 



 そばに寄ってみると、緑の縞に臙脂色でお化粧した、かなりインパクトのある色彩です。こんな桜もあるのですねえ。御衣(天皇などの衣)の黄色はこんな色なのでしょうか。花なのに葉緑素を持ち、さらに気孔まであるとか。顕微鏡でのぞいてみたかったです。小学校4年生の時に買って貰った顕微鏡は、もう使えないかしら。(何十年前?)


 



 そして、その隣には、「鬱金(うこん)」。こちらは優しいグリーンにほんのりピンクという色合いです。カレーの原料のターメリックは、濃い山吹色の印象ですけど。


 



 そして、はじめに出てきた「観山」。なんだかおいしそうと感じるのは、桜餅のイメージでしょうか。実際、桜餅を包む葉は、八重桜の葉だそうですね。


 



 「普賢象」 花びらの多い薄いピンクの花です。蘇芳色のガクとの取り合わせが美しい、後姿。


 


 


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花のある暮らしの会 4月

2010-04-17 21:01:23 | 日記


 今回の「花のある暮らしの会」は、和の風情がテーマ。竹かごなどを持ち寄り、オアシスの上に山苔を敷いて、春の林をイメージして作りました。材料は、純和風というわけではありませんが、雰囲気ということで。自然らしく作ろうと言われて初めて、本物の自然を見直してみる。そういうことが大切なのではないかしら。


 枝ものは、愛媛の市場で「銀葉ヤマナシ」と呼ばれているものですが、本当の名は「オオウラジロノキ」といいます。バラ科で、小さいりんごのような実が成り、果実酒にするとおいしいそうです。枝ものの市場での通り名は、本名と違うことが多く、なかなかむずかしい世界です。


 小さなオダマキは、風鈴オダマキです。うつむいて咲く姿が、なんとも愛らしく、今回は鉢仕立てのものを切って使いました。


 



 それぞれのかご、それぞれの個性。


 



 デザインの後、久しぶりの青空のもと、森の交流センターのお庭で皆でお弁当を頂きました。お花見の季節は過ぎたけれど、八重桜が満開でした。ひそかに期待していた緑の桜「御衣黄(ぎょいこう)」と「鬱金(うこん)」も満開!その画像はまた後日アップしますね。


 



 そのうちに、なぜかフラダンス教室に!楽しいひとときでした。 


 


 


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イワカラクサ  岩唐草

2010-04-01 23:48:38 | 店先で


 イワカラクサ  ゴマノハグサ科エリヌス属


 アルプス原産の山草だそうで、寒さには強いが高温多湿には弱いタイプ。でも、夏越しして庭の雑草化しているという話も聞きますから、かなり丈夫な植物のようです。


 


  芝桜のような小さい花がたくさん咲きます。でもサクラ型にみえる花をよーく見ると、ゴマノハグサ科っぽい怪しさ。上手にサクラの真似しているだけみたいです。


 


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