気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

泰山木   タイサンボク

2009-06-17 22:38:12 | 季語の植物たち

 憧れの泰山木を、今年はしみじみと観察してみました。





 モクレンの仲間らしい、存在感のある蕾。



 





 半分開きました。



 





 花びらをめくってみると、上の方に雌しべ、下には、まだ白い雄しべがぎっしりついています。おーーっと、細かい虫(スリップス)がたくさんいます。泰山木サマのいい香りの蕾に住むとは、なんて贅沢な虫でしょう。 



 





 満開のどの花も、最後の一枚が開ききらない形です。あれ、びっしりついていたおしべは、どこへ行ったのでしょう。全部無くなって、赤い芯が見えています。



 





 雄しべは開花と同時に落ちてしまうようです。雌しべも、丸まっていたのが伸びた感じなので、さっさと受粉したのですね。



 





 存在感のある花は枯れ方もすごい。



 





 花びらもワサワサと落ちていき、これから実が育ちます。そのうちに実のレポートをいたします。



 





 激写中。ここには、河原の土手の下に、大きな生垣のように、泰山木が何本も植えられています。やぶ蚊の攻撃を受けながら、がんばりました。



 



 



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2 コメント

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Quさん、おはよう! (あすちー)
2009-06-18 08:35:53
何か図鑑見てるようやぁ。
タイサンボクって結構高い位置に咲いてるので
撮影しにくいけど、これは低い位置にあったんやね。
何だか、雄しべの落ち方見てたら
髪の毛が抜けていく様・・・・・ひゃぁ~。
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あすちーさん、おはようございます。 (Qu)
2009-06-18 10:41:18
髪の毛の話は、うちでは禁句です。
かなり、寂しい方が身近にいますので(笑)。
高い所に咲いている花ほど、憧れます。
この木はかなり低いところにも咲いていてラッキーでした。
ユリノキも、いつかは撮影したいです。
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