これはなんでしょう。貝?カスタネット?それとも、悪魔の顔?なんとも奇妙な形です。
これは、オーストラリア原産のヤマモガシ科のバンクシアが、種を落としたあとの殻なんです。空気が乾いているオーストラリアでは、よく山火事が起きるそうですが、このバンクシアは、山火事に遭って初めて固い実が開き、種を落とすというめずらしい植物です。走って逃げることのできない植物にとって、山火事はその種が絶滅するかもしれない大きな脅威ですが、逆にそれを利用してしまうすごいヤツです。山火事の後の野原は、ライバル植物のいない、日当たりの良い平原です。そこにいち早く自分の種を落とすなんて、なんてかしこいのでしょう。
これは、切花として輸入されたものを、吸水スポンジに立てて撮影しています。おそらく、山火事にあったものを採集したのではなく、固い実を採ってきて、バーナーで焦がして口を開かせたのだろうと思います。それでも、燃え残りの煙漂う真っ黒な平原に、このバンクシアがぽつぽつ立っている不思議な光景が目に浮かぶようです。
どう見ても異星人。
タイトルを「スクープ!」なんてしていたら
誰もが異星人の写真だって思うんじゃないですかぁ。
みんな勝手勝手に好きなこと話しているみたいだけど・・・。
この花、話しには聞いたことありますが
こんなんだったんですね。
また、Quさんが撮影した場所(背景)とのミスマッチが
さらに飛来した宇宙人ぽさを演出してますよ!
山に暮らす人、川に暮らす人、大都会に暮らす人、ダンボールのうちに暮らす人、戦争の中に暮らす人…。
みんなの幸せを考える『国際宇宙会議の皆さんです。』
ていうか、こういうのまで売られてるんですねえ。そっちにビックリかも。
むずかしそう。
私が仕入れたのではないので・・・逃げます。
確かにミスマッチですねえ。
でも、オーストラリア的(異星的も)な風景が身近になかったんです。
みんなの幸せを考える『国際宇宙会議の皆さんです。』
ちょっと不気味だけれど、いい人(?)たちなんですね。
一番怖いのは、なんでもかんでも、世界の果てから持ってくる人間たちですね。