気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

ピンク系寄せ植え

2012-02-06 23:25:56 | 店先で


 年末までは、比較的過ごしやすい冬だなんて思っていたのに、1月は日本全国冷え込みました。たまにしか雪の降らない愛媛でも、寒い時は花屋に来てくださるお客様の数は減ります。テレビに出るほど、大雪の降る地方の花屋さんは、どうしていらっしゃるのでしょう。でも!どんなに寒くても、どんな地方にでも、必ず花好きの方っているんですよね。ありがたや~~。


 甘いピンクの花を集めた寄せ植えです。右上のピンクのマーガレットのようなローダンセマム、ピンクの花びらと茶色の目が可愛いですね。アリッサムって、アブラナ(菜の花)やナズナ(ぺんぺん草)の仲間だって、ご存知でしたか?花と花の間がぐっとつまっているから、花が丸いかたまりになってみえますが、小さい花のひとつをよく見ると、ほら、ぺんぺん草と同じです。ニワナズナという和名もあり、つまり、花びら四枚のアブラナ科の植物なんですね。さらに、ストックや葉牡丹も、大根も白菜も小松菜もブロッコリーも、みんなアブラナ科の仲間たちです。春になると、みんな黄色から白色の菜の花を咲かせます。モンシロチョウはこのグループが大好き。私たち人間もアブラナ科の野菜を好むのですから、青虫さんたちと味覚が似ているということかもしれませんね。


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