キキョウ科キキョウソウ属
北アメリカ原産の帰化植物。キキョウの仲間だが、花はずっと小さい。枝にたくさん蕾が付いているように見えるが、実は閉鎖花で一番上の花しか咲かないらしい。閉鎖花というのは、自前で受粉して種を作るということだから、確実だけれど遺伝的にはどうなんだろう。近親結婚では、だんだん弱ってくるのが定石だし。茶色ぽくなった左の実に穴が開いているのがわかるだろうか。種は、その穴から出てくる。熟すとめくれる不思議な窓。花の大きさが1センチ程度なので、実に開いた小窓は(年を取ってくると)肉眼では見えにくい。
実は同じキキョウ科にヒナギキョウ、さらに同科同属ににキキョウソウという、名前の紛らわしい植物がある。ヒナギキョウは在来種なので、あとふたつの外来種が入ってきた時に、もう少し違うネーミングをするべきだったかなあ。
キキョウソウ キキョウ科キキョウソウ属
ヒナギキョウ キキョウ科ヒナギキョウ属
雑草と言う草花は無い、
たとえ小さい花でも・・・
マクロで撮影楽しいし
なんでこんな色が出るのでしょうね。
小さな花にもそれぞれの名前があり、それぞれの色と形がありますね。
身近にそんな不思議がたくさんあり、退屈する暇がありません。