アウワの残響

サウンドヒーラーのスピリチュアルな日々。

天の数歌

2006-04-13 17:11:46 | 日本とユダヤ
古神道の秘伝中の秘伝といわれる「天の数歌」

ヒ フ ミ ヨ イ ム ナ ヤ コ ト

なんのことはない、一二三・・の数え歌ではないか、
また、「ヒフミ祝詞」の最初の十音だろと思われますが、
この本来の意味を知って静かに唱え、行が深まると
相当な宇宙パワーが生じるらしいです。
本来の意味は、秘伝中の秘伝なのでここでは書きません(笑)
鎮魂の際に唱えたりもする十言のコトタマです。

「天の数歌」か「トホカミヱミタメ」が、
天津祝詞の太祝詞事ではないかといろいろ
説があり、これだけでブログ半年分ぐらい
の記事になってしまいます。

今回は、このコトマタ、実は、古代ヘブライ語(ヘブル語)では、
ないかという説を書きたかったのです。

イスラエルから日本に渡り、イスラエル十部族と日本の関係の
研究に後半生を捧げたユダヤ人のヨセフ・アイデルバーグ氏の
説によるを参考にさせて頂くと

天照大御神様が、「天の岩屋戸」に篭ってしまわれたとき、
困った八百万の神々は、天の安の河原で思金神を中心に
対策法を考えた末、天宇受売命が胸もあらわに踊り、
天児屋命が祝詞を唱えた。

「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、
 ここのつ、とうぉ」

ヘブル語にすると

「ひぁ、ふぁ、み、よっ、つぃぁ、ま、なーね、やぁ、かへな、たうぉ」

「ヒッファ ミ ヨツィァ マ ナーネ ヤカヘナ タウォ」

と発音され、意訳すると

「誰がその美しい方をつれだすのでしょう。彼女が出て来るために、
 誘いにいかなる言葉をかけるのでしょう」

 七十年代フォーク調の歌詞にも似た意訳になるというのである。


または、

「たが、そのうるわしめを出すのやら。いざないに、いかなる
 言葉をかけるやら。」

もうまるで、シェークスピアの台詞のようです。 


 各語の意味は、
  
 「ヒッファ」 その美しいかた 
 「ミー」   誰が 
 「ヨツィァ」 彼女を出すだろう
 「マ」    何と
 「ナーネ」  答える
 「ヤカヘナ」 誘って連れ出す
 「タウォ」  彼女が来る(のに)

天児屋命が、読み上げる祝詞の一語一語に周囲にいた神々は、応答したのでは、
ないかと書いてあります。

ヘブル語では、「出てこい」という意味が「TETSE」テツェ
または「TSI」であったに違いないということです。


天児屋命が、「ヒァ」と言うと、周りの神々が「テツェ」といい、
「ファ」と言うと、「テツェ」と言った具合に。
このように「ヒァ・テツェ」(ひとつ) 「ファ・テツェ」(ふたつ)
「ミ・テツェ」となった。

そして最後に「タウォ」と唱えるときには、一同一斉に唱和した。
「彼女は来る」と。

祝詞を唱えた天児屋命も「コヤネ」とは、ヘブル語では、祭司を
意味するようです。

真相の方は、皆様のご想像にお任せします。



※参考文献

聖書に隠された日本・ユダヤ封印の古代史―失われた10部族の謎

徳間書店

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