麻ことのはなし―ヒーリングヘンプの詩と真実評言社このアイテムの詳細を見る |
各神社において六月と十二月の大祓の際に奏上する「晦大祓」
(つごもりのおおはらい)の祝詞の中に空白の部分があります。
「八針に取辟きて天津祝詞の太祝詞を宣れ。
○○○○○○○○○
如此宣らば・・・」
天津祝詞の太祝詞は、何かということで 「トホカミエミタメ」という称えごとか
ひふみ祝詞ではないかということが言われてきました。
いろいろ解釈の仕方があるようですが、最近読んだ中で
縄文エネルギー研究所所長の中山康直氏の「麻ことのはなし」が
面白かったです。
一ニ三四五六七八 九十百千万
(ヒフミヨイムナヤ コトモチロ)
蘭根蒔き 糸結い
(ラネシキ ルユイ)
強 い 麻を 多く育め
(ツワヌ ソヲ タハクメ)
交う悪 遠に去り
(カウオ エニサリヘ)
天 の 増す汗 掘れよ
(テ ノ マスアセ ホレケ)
「一ニ三四五六七八九十百千万と麻(マオラン)を
蒔きなさい。そうすれば結ばれてきますよ。
生命力が強い大麻をたくさん育てれば、
交戦してくる 罪穢れが遠くに去るから、
天から与えられた田畑を汗水たらして、一生懸命に
耕すことができますよ。」
と解釈されています。
熊本県阿蘇郡蘇陽町にある幣立神宮の境内裏から神代文字のアヒルクサ文字で
彫られた石版が発見され、それを解読してみるとヒフミ祝詞でした。
幣立神宮縁起書によれば、
「太古、天神の大神が幣(大麻)を投げられたとき、それが
突き立った場所を日の神を祭る幣立とした。」
とあります。
朝、ひふみ祝詞を読むと、曇ったり雪や雨が降っていても
太陽がちらりと顔を覗かせることが多いんですけど、
これって、祝詞効果でしょうか。