なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

雨水

2006年02月19日 22時24分37秒 | 生活
水ぬるむ雨水。植物園で新聞タイム:朝日、読売、毎日、中日を通読。ここはスポーツ新聞がないのが弱点。でも図書室に比べ空いているのでありがたい。
2/19 中日
「ザ・サーチ」ジョン・バッテルの書評
グーグル(Google)はもともと十の百乗という意味の単語(Googol)のつもりが綴りが間違って通ってしまいスタートでつまずいたが、登場から数年で強力な検索エンジンに成り上がった。同じく新興のIT企業でも世間を騒がしている日本企業とはベースが違っている。というのはグーグルにはきわめて先進的な技術の固い基盤があり、その上に全てが構築されている。一方、日本の場合は、軟弱な技術の上に金融操作の危ない橋が乗っかていたことが明らかになりつつある。

アメリカのハイテク文化をその発端から追ってきたジャーナリストによる本書が明らかにしているのは、技術が時代を切り拓く伝統の連鎖である。IBM、パソコンの登場、アップル、マイクロソフト、グーグルとそのときどきの旗手が現れて人間生活をリードする。
単純検索から出発したグーグルは現在では、モノでも映像でも人間関係でも地図、古文書あるいは各種計算式に至るまでありとあらゆる必要に対応する。だから、サーチなのだ。グーグルが人々の経済生活を左右する現実を描く。

「サーチエコノミー」の章はとりわけ鮮烈な印象を与える。グーグルがアルゴリズム(コンピューターの処理手順)を微調整したあおりで自分のサイトの検索結果が目立たない場所に移ってしまい好調だったビジネスを失ったネット販売業者が嘆いている。
「グーグルは与える、そして奪い取る」インターネットに君臨する巨人は生殺与奪の力を備えつつある。(評者:枝川公一)

複数単語で検索エンジン使ってもあまりにも多くの結果がでるので最初のほうしかみないが、どういう基準で順番が配列されるのだろう。ブログが普及してから特に多くなったような気がするが気のせいか?

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