なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

野老沢 (ところざわ)奇譚

2013年04月08日 23時59分31秒 | 本・雑誌
「四〇一二号室」真利幸子 2012/10 読了 ☆☆☆☆
植物人間が予想外な人物だった。終盤にていねいな説明があってわかりやすい


「冷血 上」高村薫 2012/11 読む
"合田雄一郎"シリーズ最新刊!

2002年クリスマス前夜。東京郊外で発生した「医師一家殺人事件」。衝動のままATMを破壊し、通りすがりのコンビニを襲い、目についた住宅に侵入、一家殺害という凶行におよんだ犯人たち。彼らはいったいどういう人間か?何のために一家を殺害したのか?ひとつの事件をめぐり、幾層にも重なっていく事実。都市の外れに広がる<荒野>を前に、合田刑事は立ちすくむ― 人間存在の根源を問う、高村文学の金字塔!

「この身もふたもない世界は、何ものかがあるという以上の理解を拒絶して、とにかく在る。俺たちはその一部だ」
犯行までの数日間を被害者の視点、犯人の視点から描く第一章『事件』、容疑者確保までの緊迫の2ヶ月間を捜査側から描く第二章『警察』を収録。(出版社)

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