「共生経済が始まる 世界恐慌を生き抜く道」 内橋克也 2009/3 読了 ☆☆☆☆
90年代から吹きぬけた「官から民へ」「努力したものが報われる社会を」「格差ある社会は活力ある社会」などのトリックとレトリックにより市場競争至上、規制緩和一辺倒、市場万能論に立つ政策によりいかに働く貧困層の激増、地方経済・社会の疲弊、廃村寸前集落の加速をもたらしたかがわかる。当時から小泉構造改革に異議申し立てしてきたNHK「ビジネス展望」のメンバーの中で一番のごひいきの著者に共感する。
「 奪い尽くされ、焼き尽くされ 」ウェルズ タワー 2010/7 読む
「一週間」井上ひさし 2010/6 読む
昭和21年早春、満洲の黒河で極東赤軍の捕虜となった小松修吉は、ハバロフスクの捕虜収容所に移送される。脱走に失敗した元軍医・入江一郎の手記をまとめるよう命じられた小松は、若き日のレーニンの手紙を入江から秘かに手に入れる。それは、レーニンの裏切りと革命の堕落を明らかにする、爆弾のような手紙だった……。
『吉里吉里人』に比肩する面白さ!最後の長編小説。(出版社)
90年代から吹きぬけた「官から民へ」「努力したものが報われる社会を」「格差ある社会は活力ある社会」などのトリックとレトリックにより市場競争至上、規制緩和一辺倒、市場万能論に立つ政策によりいかに働く貧困層の激増、地方経済・社会の疲弊、廃村寸前集落の加速をもたらしたかがわかる。当時から小泉構造改革に異議申し立てしてきたNHK「ビジネス展望」のメンバーの中で一番のごひいきの著者に共感する。
「 奪い尽くされ、焼き尽くされ 」ウェルズ タワー 2010/7 読む
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昭和21年早春、満洲の黒河で極東赤軍の捕虜となった小松修吉は、ハバロフスクの捕虜収容所に移送される。脱走に失敗した元軍医・入江一郎の手記をまとめるよう命じられた小松は、若き日のレーニンの手紙を入江から秘かに手に入れる。それは、レーニンの裏切りと革命の堕落を明らかにする、爆弾のような手紙だった……。
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