なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

ジェッシイ・ストーンシリーズ8作目

2010年08月13日 23時59分45秒 | 本・雑誌
「音もなく少女は」(原題:WOMAN)ボストン・テラン/アメリカ 2010/8 読了 ☆☆☆☆
ミステリーというより本書は、北上次郎氏の言うとおり「男の力を借りずに私たちは生きていく、と宣言する女性たちの物語である。待っているだけで希望は訪れない。未来は自分の手で摑み取る。そのために戦おう。そういうヒロインを力強く描く小説」であった。凛々しいヒロインに対してろくでもない男たちの登場には、男性読者としてなさけない。
「片眼を永遠の未来に向け、悲しみに耐えてこそ、人生は尊厳のあるものとなる」

「夜も昼も」(原題:Night and Day)ロバート・B・パーカー 2010/7 読む
街に相次ぐトラブルをジェッシイはどう捌く? 男の弱さと熱き警官魂を併せ持つ警察署長ジェッシイ・ストーンの活躍!私立探偵サニー・ランドルも華を添える注目作。(出版社)

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「夜も昼も」ロバート・B・パーカー

証言記録

2010年08月13日 23時58分34秒 | テレビ・ビデオ・ラジオ
・証言記録 市民たちの戦争「戦火に引き裂かれた家族~フィリピン・ダバオ~」 8/12 (BS録画
戦前、多くの日本人移民で栄えたダバオ。現地女性との間に多くの2世が生まれたが開戦で“敵国民”となり、過酷な戦後を強いられた。彼らの終わらない戦争を見つめる。(NHK)

・証言記録 兵士たちの戦争「生き延びてはならなかった最前線部隊」8/13 (BS録画
太平洋戦争の終盤、大本営に全員玉砕と報告されながら、半数近くが生き延びた部隊があった。逃亡者の汚名を着せられ、死ぬことを求められ続けた兵士たちの戦争を描く。(NHK)
漫画家・水木しげる氏も所属していたた南太平洋、ニューブリテン島のラバウル戦線のなんとご都合主義の命令

スペイン映画

2010年08月13日 23時57分29秒 | 映画
「プリズン211」(原題: Celda 211)2009/スペイン DVD2010 ☆☆☆
監督: ダニエル・モンソン、出演: ルイス・トサル, アルベルト・アンマン
「スペインのアカデミー賞」と呼ばれるゴヤ賞で主要8部門を受賞したサスペンスアクション。刑務所の新任職員・フアンは、突如勃発した囚人たちの暴動に巻き込まれてしまう。咄嗟の判断で囚人を装った彼は、凶悪犯に囲まれながら脱出の機会を狙うが…。 (「キネマ旬報社」データベースより)
多部門受賞にひかれて借りたが、ストーリーがまどろっこしい。そもそも主人公の妻が妊婦なのに荒れた群衆のところにまぎれこまず、他に夫の照会方法があるのでは…