なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

そのとき

2009年07月23日 23時59分54秒 | 本・雑誌
「そのときは そのとき 楽老抄Ⅳ」田辺聖子 2009/6 読了 ☆☆☆☆
ユーモアがあって読みやすく、正鵠を射る語りは相変わらず。それにしても意気阻喪してしまう、微燻低唱している、憂悶が晴れて、江湖の喝采を博そうと、棲愴味を帯びる、…等、語彙、用語が豊富だなあ、とつくづく思わさせられる。
女性文化の理解者イチゾさん(小林一三)が宝塚歌劇をつくった経過が興味深かった。
また精神医学者の頼藤 和寛「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記 」を読みたくなる。「あらゆる差異は烏有に帰する」
「源氏物語」の現代語訳は、与謝野 晶子、円地文子、瀬戸内寂聴など多く出版されているが読むなら、まず田辺聖子から読みたい。

007

2009年07月23日 23時57分36秒 | 映画
慰めの報酬」(原題:Quantum Of Solace)2008/アメリカ・イギリス DVD2009 ☆☆☆☆ 監督:マーク・フォ-スター 出演:ダニエル・クレイグ,オルガ・キュリレンコ
初めて愛した女・ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し、背後にいる組織の存在を知る。早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。環境関連会社のCEOを務める男だが、裏ではボリビアの政府転覆と天然資源の支配を目論んでいるのだった。ボンドは復讐心を胸に秘めながら、グリーンの計画阻止に動くが……。(Amazon)

舞台はイタリア→イギリス→ハイチ→オーストリア→イタリア→ボリビア→ロシアとストーリー同様にテンポよく展開、アナログアクションも観あきない。腹筋が割れているダニエル・クレイグもボンド適役。

大暑

2009年07月23日 23時56分08秒 | 生活
最高気温30度。大暑。桐始めて花を結ぶ。(木)7時半起床
「兎も片耳垂るる大暑かな」芥川龍之介
今日の読書スポット。木陰よりクーラー


ジムでバイクとマシン。みちのくツアーで体重が増えた2Kgがなかなか落ちず