「また会う日まで 下」(原題:Until I Find You )ジョン・アーヴィング/アメリカ 2007/10 読了 ☆☆☆☆☆
約1100ページ(出版社の計算で原稿用紙換算2500枚)の長編をやっとゴールする。登場人物多くて、長くて、だらだらしているが(読むのもだらだらしてしまった)、読むのを途中で投げなさなかったので五つ星。主人公が幼少年時代に出会った多くの人々や記憶・体験が、30歳を過ぎて意外な真相を知りえたり人々のその後の人生が後半に展開され面白みはあった。
下巻表紙のデザインは父親ウィイリアムの頭文字Wと刺青図柄の楽譜、帆船、バラ、裂かれたハートを、鍵は真相が明かされることをイメージしているのか?題名は、主人公が父親にめぐりあうことを言っていると解釈するのが妥当か。著者自身も幼児の時、両親が離婚して、本編では終末に父親と再会できたが、再会することはなかったらしい。父親さがしは著者の永遠のテーマだったとあとがきで語られる。
「光の指で触れよ」池澤夏樹 2008/1 読む
土の匂いに導かれて離ればなれの家族が行きつく場所とは。前作「すばらしい新世界」のあの幸福な一家になにが起こったのか。現代に生きる困難と、その果てにきざす光を描く長編小説。「すばらしい新世界」続編。(日販MARC)
約1100ページ(出版社の計算で原稿用紙換算2500枚)の長編をやっとゴールする。登場人物多くて、長くて、だらだらしているが(読むのもだらだらしてしまった)、読むのを途中で投げなさなかったので五つ星。主人公が幼少年時代に出会った多くの人々や記憶・体験が、30歳を過ぎて意外な真相を知りえたり人々のその後の人生が後半に展開され面白みはあった。
下巻表紙のデザインは父親ウィイリアムの頭文字Wと刺青図柄の楽譜、帆船、バラ、裂かれたハートを、鍵は真相が明かされることをイメージしているのか?題名は、主人公が父親にめぐりあうことを言っていると解釈するのが妥当か。著者自身も幼児の時、両親が離婚して、本編では終末に父親と再会できたが、再会することはなかったらしい。父親さがしは著者の永遠のテーマだったとあとがきで語られる。
「光の指で触れよ」池澤夏樹 2008/1 読む
土の匂いに導かれて離ればなれの家族が行きつく場所とは。前作「すばらしい新世界」のあの幸福な一家になにが起こったのか。現代に生きる困難と、その果てにきざす光を描く長編小説。「すばらしい新世界」続編。(日販MARC)