「犬身」松浦理英子 2007/10 読む
「<犬咲村>の考えでは、人間の手によって形態や性質を固定された犬たちは現在『純血種』と呼ばれているけれども、そもそも『人為種』と呼ばれるべき特殊な犬たちであり、『人為種』ではない犬たち、特に歴史的にほとんど犬種づくりのなされて来なかった日本のような風土に見られる、自然に繁殖し犬の原種の形態を色濃く残した犬たちこそ本来の犬なのだから、雑種などという『人為種』を標準とした観点からつけられた呼称ではなく、ただ『犬』と、もしくは『普通の犬』と呼ぶべきである、というものらしい」(本文より)
そうなんだよなあ、ポン太こそ犬なんだよ。
ついに心は人間、体は犬になった房恵→フサの生活は?
「<犬咲村>の考えでは、人間の手によって形態や性質を固定された犬たちは現在『純血種』と呼ばれているけれども、そもそも『人為種』と呼ばれるべき特殊な犬たちであり、『人為種』ではない犬たち、特に歴史的にほとんど犬種づくりのなされて来なかった日本のような風土に見られる、自然に繁殖し犬の原種の形態を色濃く残した犬たちこそ本来の犬なのだから、雑種などという『人為種』を標準とした観点からつけられた呼称ではなく、ただ『犬』と、もしくは『普通の犬』と呼ぶべきである、というものらしい」(本文より)
そうなんだよなあ、ポン太こそ犬なんだよ。
ついに心は人間、体は犬になった房恵→フサの生活は?