「人妻魂」嵐山光三郎 2007/8 読了 ☆☆☆☆
明治・大正・昭和にわたる多彩な人妻たちとその夫たちの自由奔放、変幻自在、最強無比な過激な遍歴に驚かされる。昔の人妻は、女性偏見の時代でも、いま以上に自分を主張して化け物的な行動力があったように思える。また、人妻に劣らず著名な文士や歌人や思想家たちの放蕩的な女性関係もすさまじい。
あとがきで著者は、身にしみてわかったのは「夫は妻のオモチャである」ということでした。逆にいえば、妻のオモチャになれば夫が大成するのです。と述べる。江戸時代は「良妻賢母」が理想の人妻であったが、明治時代になり「悪妻愚母」が時代の潮流になっていったといわれるが、現代も女性が自分の意志によって変わっていく時代になったのか。
明治・大正・昭和にわたる多彩な人妻たちとその夫たちの自由奔放、変幻自在、最強無比な過激な遍歴に驚かされる。昔の人妻は、女性偏見の時代でも、いま以上に自分を主張して化け物的な行動力があったように思える。また、人妻に劣らず著名な文士や歌人や思想家たちの放蕩的な女性関係もすさまじい。
あとがきで著者は、身にしみてわかったのは「夫は妻のオモチャである」ということでした。逆にいえば、妻のオモチャになれば夫が大成するのです。と述べる。江戸時代は「良妻賢母」が理想の人妻であったが、明治時代になり「悪妻愚母」が時代の潮流になっていったといわれるが、現代も女性が自分の意志によって変わっていく時代になったのか。