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オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

四国・古城の旅 三大水城「築城名人」藤堂高虎の今治城

2019年01月09日 | 四国
今治城です。桧垣俊幸像。今治市名誉市民、今治造船グループの現社主。今治城の鉄御門等の復元に貢献しました。
今治城跡の吹揚神社高麗門跡勘兵衛石鉄御門三の丸鉄御門武具櫓1980年に再建された模擬天守。今治城は藤堂高虎が築城し、高虎が伊賀へ移封となると天守は解体、亀山城へ転送されました。その後、天守が再建されたかどうかは不明です。天守再建に際しては亀山城の天守を参考にしました。藤堂高虎銅像(中村晋也制作)。藤堂高虎は浅井長政、羽柴秀長、徳川家康に仕えたことから、「忠臣は二君に仕えず」の封建道徳に反すると大衆での人気は高くはありませんでしたが、近年はかなり見直しが進んでいます。藤堂高虎は加藤清正、黒田官兵衛以上の築城名人で、羽柴秀長のもとで和歌山城、大和郡山城、秀吉政権で宇和島城、大洲城、今治城、徳川政権で津城、伊賀上野城を築城し、そのほか丹波篠山城、丹波亀山城、二条城の築城、大坂城の再建、日光東照宮の造営に関与しています。
神馬住吉神社吹揚稲荷神社水盤舎

吹揚神社。今治城の城跡内に神社があるのではなく、今治城跡全体が吹揚神社で神社内に天守があるというのが正解のようです。吹揚神社矢野七三郎像。今治は造船とタオルが二大産業です。七三郎は明治期の実業家で、綿業の発展に貢献し、「タオルの今治」の基盤をつくりました。鹿香神社天守入り口天守1階のトイレ内の石垣天守最上階来島海峡大橋と今治港吹揚神社御金櫓武具櫓、鉄御門と多聞櫓山里櫓四国の現存4天守天守模型御金櫓菅原利鑅像。綿業の発展、技術者の養成に努めた。山里櫓鉄御門武具櫓に入り鉄御門・多門櫓内部を見学でします。鉄御門再建のために桧垣俊幸の今治造船が6000万円、来島どっく、今治市医師会、日本食研が3000万円寄付しました。今治造船は現在日本で第1位、世界でも大宇、現代に次ぎ第3位という大手造船会社です。一方の来島どっく(現在は新来島どっく)は坪内寿夫というカリスマ経営者のもと発展し、一時は佐世保重工、函館どつくを経営支援しましたが、80年代以降業績低迷しています。函館どつくは来島どっく傘下から現在は名村造船所の子会社です。かつての造船王国日本の落日ですが、今治造船だけは元気です。日本食研は今治に関連会社の工場があり、その工場は宮殿風のユニークな建築です。御金櫓と天守天守と鉄御門、武具櫓
サイクリングターミナル・サンライズ糸山元気なうちにしまなみ海道を自転車で走破したかったですね。今ではとてもムリです。瀬戸内海。海が穏やかでゆっくり時間が流れるようです。潮流信号機3泊4日高知・愛媛の旅を終えました。冬の四国はいいですね。東京と比べると天気は温暖、歴史遺産は豊富です。昔若い頃四国には夏に2度来ましたが、ここ10年は4回とも1月です。冬の寒い時期は四国か九州、あるいは山陽がいいんですね。温かいところが好きなら沖縄とか奄美に行けばと思われるでしょうが、私は四国、九州がいいのです。

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