オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

北海道の旅 札幌時計台内に登場した「第三のクラーク像」

2017年11月04日 | 北海道

数年ぶりに墓参りで札幌へ帰ります。毎度おなじみエアドゥを利用。東京・札幌便はいつもならボーイング767ですけど、今回はボーイング737-800でした。エアドゥではパイロットが2人退職、フライトのやりくりが厳しくて11月は減便だそうです。
到着初日、時間が多少あったので時計台を見学しました。明治期の時計台周辺のジオラマ。札幌農学校は北1・2条西1・2丁目にあって、時計台は最初は農学校演舞場として現在地付近にありました。その後農学校は現在の北9条に移転し、演舞場は札幌市に移管され現在地に移転し時計台と呼ばれようになり、教育委員会や集会場、図書館として利用されました。私は一度も利用はしませんでしたが、1966年まで図書館として利用されていたのは記憶しています。札幌農学校のクラーク博士
農学校草創期の卒業生。第1期に佐藤昌介、2期に内村鑑三、新渡戸稲造、町村金弥、宮部金吾など。町村金弥はエドウィン・ダンに米国式農業を学び、現在江別市にある町村農場を創設しました。金弥の息子が北海道知事・参議院議員を務めた町村金五、その息子が一昨年亡くなった町村信孝です。

2階にクラーク博士像が新設されました。クラーク像はもともとは北大構内にあって、団体観光客がキャンパス内にきてクラーク像を見て「小さくてがっかり」という声が多かった。札幌オリンピックのころ、羊が丘に大きなクラーク像ができ、今ではそっちのほうが有名です。今年10月時計台内に第三のクラーク像ができました。ベンチに座ってツーショット写真を撮ることができます。
時計台の時計と同じ米国ハワード社製の塔時計。ニューヨーク州の工場にあったものを修復、寄贈されて展示されています。時計台の時計を製作したハワード社からのメッセージ




時計台の1/50模型
上げ下げ窓
使用された木材

時計台についての記述のある小説
「時計台の鐘」と石原裕次郎の「恋の町札幌」「時計台の鐘」を作詞作曲した高階哲夫


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1 コメント

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はじめまして (ブラリ)
2017-12-10 22:05:21
はじめまして。ブラリと申します

私も旅行と歴史が大好きです。
近現代史が好きで札幌に関心が
ありますそれから横浜にも関心
があります

札幌も横浜も近現代史のスポット
が多いので。
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