オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

【あじさい紀行】北区王子、あじさいが満開の飛鳥の小径をゆく

2015年06月12日 | 東京
北区王子周辺を歩きました。

JR王子駅南口すぐそばのさくら新道と飛鳥山モノレール。モノレールは通常の交通機関ではなく、高齢者・身障者のための設備です。全長48m、標高差17.4m、16人乗りで、2009年開業、運賃は無料です。軽度鉄道マニアとしては乗ってみたいけれど乗りにくい。さくら新道はJR線路と飛鳥山の間の路地です。


さくら新道の飲み屋街。今は営業していないようです。





飛鳥の小径のあじさいは満開です。


ガクアジサイ。ガクアジサイは日本の固有種で、江戸時代にガクアジサイが中国経由でヨーロッパに伝わり、変異した種が明治期に逆輸入されたのがアジサイです。







飛鳥山公園の南側の坂道


旧渋沢庭園入口。渋沢栄一の渋沢家は戦前はこの場所に大きな邸宅を構えていましたが、戦災で大部分が消失しました。王子・十条・赤羽周辺は陸軍補給廠や軍需工場が多くあったために空襲では標的となりました。そういえば俳優の宍戸錠が先日ラジオに出演していました。宍戸錠の生家は王子の近く滝野川にあって相当大きなお屋敷だったようです。それが空襲で丸焼けとなり宍戸家は宮城へ疎開、戦後のどさくさで土地は失われたそうです。


青淵文庫。渋沢栄一の書庫です。



茶室・無心庵跡

飛鳥山の下を走る湘南新宿ライン

東屋


山形亭跡


晩香廬。西洋風茶室。バンガローに当て字をして晩香廬となったという説もあります。


渋沢史料館


北区飛鳥山博物館。「赤レンガと酒づくり」展を開催中。近くにあった国立醸造試験所の歴史をたどる記念展です。醸造試験所は広島県に移転しましたが赤レンガの建物は今も残っています。

紙の博物館

都電6000形電車


D51蒸気機関車

飛鳥山からはJRの線路を見降ろせます。まずは京浜東北線の電車です。

秋田新幹線こまち。北陸新幹線かがやきも目撃しましたが、シャッターチャンスを逃しました。

謎の新幹線。このカラリングの新幹線は見たことがありません。何でしょうか? どなたか教えてください。

小さく都電荒川線の電車が見えます。

飛鳥山駅付近の都電線路。遠くに見えるのは新庚申塚付近の高層マンションです。

飛鳥山カーブをゆく都電8800形電車



石神井川に架かる重厚な石の橋の音無橋。1930年(昭和5年)完成です。


北区役所。左は第2庁舎。北区役所も古いですね。豊島区役所は今年新築されました。渋谷区も新築計画が浮上しました。北区はどうなんでしょう?

日本都市公園100選の石碑

音無親水公園


石神井川の上流

石神井川は音無橋で暗渠、地下水路となります。音無親水公園は石神井川の地上部分です。

王子で一番有名な学校、中央工学校

その隣の順天学園。順天堂大学とは関係ないようです。

王子神社。狐の行列の王子稲荷神社はここから200mほど北にあります。

東京十社の立て看板

私が王子にきた時は必ず立ち寄るブックス王子。昔風の小さな書店で雑誌が多いのが特徴です。


北区の公会堂、北とぴあ。きたとぴあと読みます。

JR王子駅。この地下に地下鉄南北線王子駅があり、南に都電荒川線王子駅前駅があります。

石神井川地下水路の上に作られた石神井川風の水路。後方は日本製紙所有のサンスクエア。戦前は王子製紙の工場で、戦後解体され十条製紙の工場となり、十条製紙がショッピングセンターを建設しました。十条製紙はいまは日本製紙となっています。戦後、王子駅前に王子製紙はではなく、なぜ十条製紙なのか不思議です。

















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