MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

<ランキング>洋楽・生涯トップ40(暫定版)⑤

2007-05-29 03:26:23 | ランキング
4回のつもりで始めた企画ですが、5回目になってしまいました。今回がシリーズ最終回です。
それではトップ3です。


03位 Cracking / Suzanne Vega
http://www.youtube.com/watch?v=OBEbgXu8bUk(1曲目)
人気が出たのはセカンド・アルバムと、そこにも収録されたヒット曲の「Luka」ですが
個人的にはアコースティック(というよりフォーク)なファーストが一番です。なかでも
オープニング・ナンバーのこの曲です。歌と詩の朗読の中間のような曲ですが、
良い曲が多かった85年という年の中でもずば抜けていました。意外と実験的な人で、
セカンドではバンド編成に、90年代には生活も共にしたMitchell Froomと組んで
変な方向に行ってしまったりしましたが、何をやってもシンプルなファーストの魅力を
上回ることはありませんでした。秋から冬が似合うしんみりとした曲です。
(ファーストからのシングル「Marlene On The Wall」↓)
http://www.youtube.com/watch?v=casdcfvTFdg
(代表曲の「Luka」↓)
http://www.youtube.com/watch?v=fDBGia0CNuo


02位 This Charming Man / The Smiths
http://www.youtube.com/watch?v=kGnjrTkv1gs
アーティスト単位ならば1位は文句なくこのバンドですが、名曲が多すぎるためか
1曲選ぶとなるとすぐに「この曲」というのが出てこない弱みがあるのも事実です。
そのための2位ですが、どの曲を選ぶかは10曲くらいの中で本当に悩みました。
「There Is A Light」「Ask」「William」「Cemetry Gates」「Back To The Old House」
あたりも捨てがたかったのですが、最終的に選んだのはセカンド・シングルのこの
曲です。2曲目にしてこんな曲ができるのですから、凄いバンドであることは間違い
ありません。何を言っているのかわからなくなりましたが、80年代最高のバンドでした。
(「There Is A Light That Never Goes Out」↓)
http://www.youtube.com/watch?v=INgXzChwipY
(「Ask」↓)
http://www.youtube.com/watch?v=D8l1ilxT5Ys


01位 Just A Girl / The Pale Fountains
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A010090/VICP-61558.html(2曲目)
インディーズ時代のデビュー曲です。とにかく麗しい曲です。イントロから青春です。
弾けた青春ではなく儚くほろ苦い青春で、胸にヒリヒリと来ます。終わり方も物悲しく、
ある面すべてが完璧です。82年の曲ですが、私が初めて聴いたのが解散後4、5年
してからで、新星堂が発売した英国インディーズの曲を集めた3枚組CDでした。
セカンド発売後の来日公演のライヴの模様をFMで放送したのですが、それで初めて
知ったバンドなので辛うじてリアルタイムで聴いた程度です。この曲を聴き全くの
別バンドだと思いました。さらにShackでは変わり果てていきます。嫌いではないですが。
(セカンドの「Jean's Not Happening」↓)
http://www.youtube.com/watch?v=p6RFhVib1uw
(Shackの06年の曲「Cup Of Tea」↓)
http://www.youtube.com/watch?v=K7rSwbNUnEE



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4 コメント

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Unknown (ドラム猫)
2007-05-29 07:02:17
なるほど!こう来ましたか!(笑)。



スミスとペイルはボクにとっても特別なバンドですよッ!



最近 偶然にも書かれてある、

ペイルの来日ライブ音源を入手しました。

若くてビックリしましたよッ(笑)。



ちなみにボクなら3位にトラキャンの『オブスキュリティ ノックス』を入れたいところですッ!。



あ!ボクも新星堂の三枚組にはいろいろ教えられました。
返信する
Unknown (パイクマン)
2007-05-29 22:01:28
こんばんは。

なるほど~。
スザンヌ・ヴェガの曲は初めて聴きましたが
あとの2曲は知ってる曲で良かった~(^-^;)

私もスミスといえば
“This Charming Man”が最初に浮かびますよ!
どちらかと言うと、ジョニー・マーが好きでした、実は。

ペイルファウンテンズの
“Just A Girl ”は結構聴いてます!
というのも、「クレプスキュール・フォー・カフェ・アプレミディ」を持ってますから♪

生涯トップ40をやり遂げましたね~(^^)
おめでとうございます!
とっても楽しかったし、知らない曲やバンド等が聴けて良かった~☆
じゃ、次は年代別に分けてやりましょう!!
(冗談です)
返信する
Unknown (atpaleys)
2007-05-29 23:36:20
ドラム猫さん、こんばんは。

このシリーズ、ずっとお付き合いいただき、ありがとうございました。
The SmithsとThe Pale Fountainsは本当に良いですよね。
今聴いても胸が高鳴るようです。

Pale Fountainsの来日ライヴはFMで放送されたのを聴いたのですが
後でレコードを買って聴いてみようと思いながら4、5年経ってしまい
新星堂のコンピで「Just A Girl」を聴くまで忘れていました。

その後セカンド、ファーストの順で聴くという、少し変則な形になりました。
そして98年のレア・コンピになるわけです。

今回は入りませんでしたがトラキャンもキラキラしていて良いですね。
返信する
Unknown (atpaleys)
2007-05-29 23:56:34
パイクマンさん、こんばんは。

このシリーズ、ずっとお付き合いいただき、ありがとうございました。
おかげさまで楽しみながらできました。

This Charming Manは良いですよね。
曲も良し、歌詞も良し、ジャケットも良しと3拍子そろっています。
Johnny Marrの繊細なギター好きです。
Morrisseyも好きですが、ソロよりもSmiths時代です。

そうでしたか、「カフェ・アプレミディ」お持ちですか。
Just A Girlは20回くらいリピートで聴いたことがありますが
それでも全然飽きません。今度30回に挑戦してみます。
それで飽きてしまったら多少順位が変わるかもしれないので
もう1回この企画をやる口実ができますから。
(年代別はちょっときつそうです)

パイクマンさんもぜひこんな感じのものをやってみてみてください。
私よりも守備範囲が広いので絶対面白いものができると思いますよ。
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