MUSIC IS THE SCENERY

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<アルバム・レヴュー>Emmon「The Art And The Evil」

2007-08-23 23:40:25 | レヴュー
スウェーデンのダンス・ポップ・バンド、ParisのキーボーディストでもあるEmma Nylénのソロ・プロジェクトで、ディスコの要素を持つエレクトロ・ポップです。少し前に一度紹介していますが、CDがなかなか見つからず、今回Apple Crumble Recordさんに取り寄せていただきました。

Emmonとしての活動は01年からスタートしていたようですが、「The Art And The Evil」は今年2月に発表されたファースト・アルバムです。サウンドもジャケット・デザインのようにかなりクールでスタイリッシュですが、New Order、Pet Shop Boysなど80年代アーティストからの影響が強そうで、時折見せるチープさが何ともいえぬ大きな魅力です。

昨年秋発売の「Wake Up Time」、今年春の「Rock D'amour」と、シングルにもなった2曲の出来の良さが目立ちますが、他の曲も粒揃いでなかなか飽きさせないアルバムになっています。とくにウィスパリング・ヴォイスで歌う「Rock D'amour」は気に入りました。この曲はギター・サウンドもなかなか良いです。

彼女は少し前からDJとしても活動しているようで、The Knife、Melody Club、Soviacなどのリミックスも手掛けているようです。

Rock D'amour ↓
http://www.youtube.com/watch?v=uJelCgh2s48
High Horses ↓
http://www.youtube.com/watch?v=GR4MuWQPPzI
My Space ↓
http://www.myspace.com/emmonmusic
オフィシャル・ページ ↓
http://web.comhem.se/~u72655251/main.htm

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