07年の1stアルバム『One Cell In the Sea』が
まずまず良い出来だったので
昨年9月に発売になったこの2nd『Bomb In A Birdcage』も
ずっと気になっていたのですが
結局聴いたのはそれから1年後になってしまいました。
今回は2作目ということで
余分な肩の力が抜け実にリラックスした作品になりました。
前作はオルタナの要素も感じられる
フォーキー・ポップというイメージが強かったですが
今作はその逆。
フォーキーな要素のあるオルタナ・ポップと言ってもいいくらい
サウンドもヴォーカルもスケールアップしています。
ソングライティング面でも成長していて
「Blow Away」「Happier」「Electric Twist」のシングル3曲を聴けば
その振れ幅が伝わると思います。
1stからの小ヒット曲となった「Almost Lover」タイプの
スローで歌い上げる曲は最小限に抑えられ
アルバム全体が小気味良く流れていくようです。
作品の出来は間違いなく1st以上だと思いますが
皮肉なことに商業的な成功という面では今ひとつのようで
日本盤の発売もなかったようです。
Blow Away → ♪
Happier → ♪
Electric Twist → ♪
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