MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

MSTU=妖怪夫婦・金角銀角

2009-10-28 00:09:08 | トピックス

BBCのページにあったインタヴュー記事によると
Monkey Swallows the Universeは
シェフィールド大学の学生だった
Nat JohnsonとKevin Gori(例の眼鏡のギタリスト)によって
2004年に結成され、その後3人が加入し
5人組となって本格的な活動を開始したようです。

「猿が宇宙を飲み込む」という一風変わったバンド名は
日本のカルト・ドラマ『Monkey!』から付けたと書かれています。
調べてみると1978年に日本テレビで放送された
ドラマ『西遊記』の第4話「妖怪夫婦・金角銀角」が
BBCで放送された時の英語版のタイトルが
「Monkey Swallows the Universe」でした。
2人がこのドラマを見てバンド名に決めたようです。

Monkey #4 Monkey Swallows the Universe1234

MSTUはわずか30曲足らずを残して解散してしまいましたが
一番印象に残る曲はなんといっても「Bloodline」です。
これと双璧なのが同じく2nd収録の「Paper, Scissors, Stone」。
日本語では「じゃんけん」の意味ですが
淡々としたヴォーカルながらもフォーキーな雰囲気の良い曲です。
And like they say it's all just sex and drugs and rock and roll!
The only difference is that we don't have to do them all
But while we're here there's always time...

の最後の部分の歌詞が忘れられません。

他にも英国で最も人気のある障害競走
グランドナショナルの1989年優勝馬を歌った「Little Polveir」。
後半の盛り上がりが素敵な曲です。

Nat Johnsonのヴォーカルは
どことなくウエハースの食感に似ています。
決して甘すぎはしないのですが。

<MSTUマイ・ベスト10>
① Bloodline →
② Paper, Scissors, Stone →
③ Sheffield Shanty →
④ Little Polveir →
⑤ Martin →
⑥ Still →
⑦ You Yesterday →
⑧ Happiness →
⑨ Statutory Rights →
⑩ Science →



コメント
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