MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

<トピックス>スウェディッシュ・スプリング=Hello Saferideライヴ

2007-04-16 02:20:48 | トピックス
Hello Saferide見てきました。「Cloudberry Jamジャパン・ツアー07」初日の15日、場所は東京・渋谷のJZ Bratです。バー・スタイルのこじんまりとした会場で、300-400人くらいの観客でした。これくらいの規模のライヴは初めてだったのですが、大きな会場よりもステージも近いしなかなか良かったです。
初のスタンディング・ライヴということで少し緊張していたのですが(おまけにライヴは実に15年ぶり)、中に入ってからはリラックスできました。ステージ前のゾーンより一段高くなっている左側のボックス席の一番前に陣取ることが出来ました。ステージまではわずか3メートルくらいです。

開演の18時30分、まずClay Allisonが登場。5人組だと思っていたのですが、今回はヴォーカル兼ギターのViktorと、Cloudberry JamのギタリストJorgen(ベース担当)の2人でした。5曲演奏しましたが、アコースティックななかなか素晴らしいステージでした。

続いてお待ちかねの(Cloudberry Jamファンには叱られるかも知れませんが)Hello Saferide。ライトグリーンのワンピースのAnnika Norlinと赤紫のワンピースを着たMaia Hirasawaが登場。オープニングは「The Quiz」、続いてMaiaのピアニカで始まる昨年の大ヒット曲「2006」など代表曲を中心に10曲の演奏でした。
Hello Saferide=Annikaで、Maiaはバンド・メンバーだと思っていたのですが、意外にMaiaの比重も大きいことに気付きました。Annikaはギターを弾きながらのリード・ヴォーカルですが、Maiaもバック・ヴォーカルをしながらキーボード、ピアニカ、鉄琴の各楽器を演奏、それらの楽器を使わない曲では手拍子や膝などを使いリズムを取り、観客にその都度手拍子のリズムの取り方をアピールしていました。AnnikaもそんなMaiaを「My friend, Maia Hirasawa. Half Japanese」と紹介して、会場を盛り上げました。昨年のもうひとつのヒット曲でFirefox AKとのデュエット・ナンバー「Long Lost Penpal」はやらないだろうなと思っていたのですが、Maiaとのデュエットでこの感動的な曲も見ることができました。Annikaも途中で「最高のコンビ」というような意味のことを言っていたとおり、終始2人の息はぴったりでした。
ちなみに今月本国で発売になったMaiaのファースト・アルバムは、アルバム・チャート初登場13位とのことです。
Annikaも表情たっぷりに歌い、冗談めいたしゃべりも少しですが聞けました。それからどこかのページで、Annikaの顔芸が面白いというのを読んだのですが、ちょうど右を向いたときに(つまり私が座っている方向)目を大きく見開いたり鼻の下を伸ばしたりしながら歌ってくれました。まるで奥さまは魔女のサマンサ(エリザベス・モンゴメリーの方)のようでした。
わずか40分足らずのステージでしたが、かなり満足でした。

もちろん、トリで登場したCloudberry Jamも1時間半にわたり素敵なヴォーカルと演奏で会場を魅了しました。Jennieの可愛らしいしゃべりと、ギターのViktorも「コンバンハ」「ドウモアリガトウゴザイマス」などの日本語などで観客をつかみ飽きさせないステージでした。

HSの昨年のライヴ映像↓
http://www.youtube.com/watch?v=O1PibBJDhNA
http://www.youtube.com/watch?v=eJzM4aPpvkg
「Long Lost Penpal」のPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=7ZOiZ6bZ_KM
MaiaのシングルのPV↓
http://www.youtube.com/watch?v=BRIyb8Sqol8
コメント
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