◎2017年4月4日(火)高齢化がピークを迎える2025年の医療構想
全国で計15万床以上の入院ベットを減らす計画となった。
医療費を減らすため入院患者を在宅医療に移す流れを受けたものだが、全国で
1割以上の削減が必要だ。入院に代わる受け皿づくりが急務となる。
人口に占める75歳以上の割合は15年の12・8%が25年には18・1%と
急増し、2199万人になると推計されている。
入院の必要性が低い患者を在宅医療に移すことで、33万床ほど減らせるとする
結果になった。
年間40兆円を超える国民医療費のうち4割を占める入院費を減らすことは大きな
課題になっている。