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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 痕跡 上下 」 パトリシア コーンウェル

2021-05-30 16:00:32 | 
          「 痕跡  上下 」 パトリシア・コーンウェル 

                       

「 検視官 」から始まって、「 黒蠅 」まで読んでいましたが、「 痕跡 」は未読でした。
先日、古本屋さんで見つけ買ってきました。
今までは、リッチモンドの検屍局で局長として統率していた検視官・ケイ・スカ―ペッタでしたが、今回は法医学コンサルタントのケイ・スカ―ペッタとして戻ってきます。
~~~~~~あらすじ
検視局を辞め、地元で法医学コンサルタントをしているケイ・スカ―ペッタに1本の電話がかかってきた。
ケイの後任でバージニア州検屍局長になったドクターマーカスの依頼で、原因不明の少女の遺体を調べるため、5年ぶりにリッチモンドに戻ってくる。
そこでは、かつてケイが局長として統率した検視局が、無残にも取り壊されつつあった。

死んだ14歳の少女・ギリ―の口の中、主に舌に奇妙な微物が付いていた。
二週間後、全く別の場所で亡くなった、成人男性の遺体から同じ物質が採取された。
ふたつの事件の関連は。 犯人は。
~~~~~~
久し振りにケイ・スカ―ペッタと、相棒の元刑事ピート・マリーノに会えました。
マリーノはダイエットしてスリムになり、禁煙まではたしていて、頭は丸めている。今までのだらしない姿から、現在のマリーノのイメージが想像しにくいな。
姪っ子のルーシーも事業を展開、ケイの恋人のベントンも健在。懐かしい。

後任のジョエル・マーカスは呼び出しておいて非協力的で、検視局もケイの時代には統率されていたのに、職員の士気は低下し作業は粗雑でミスも多い。
そんな中で、死の真相を明らかにしようと奔走するケイ。
ルーシーも自身が襲われるという事件に巻き込まれ応援は期待できない。
マリーノは外見は変わっても、口の悪さや棒弱無人な態度は変わらず、今回も女性がらみで問題を起こし、ケイに迷惑をかけている。
今回は、人の心の闇にスポットが当てられていて、病んだ人たちが多かった。モルグ職員や検視局長、死んだ少女の母親などなど。

次回作を検索してみたら、今回の「 痕跡 」が2000年発行で13作目で、24作まで出ていました。 随分長い間ご無沙汰でした。
追々読んでい行こうと思いますが、入院でもしない限り一日中本を読んでいることはないし、他にも読まなければならない本が積読で。
読むのも遅くなり、すぐに疲れ、記憶も薄れ年を感じます。 残された時間も限られ、後何冊読めることやら。
外出自粛のおりだし、本を読むのは楽しいので、私なりに楽しんでいきます。


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