「 クスノキの番人 」 東野 圭吾
新聞広告で見て、昨年の6月3日に図書館に予約していたのが、やっと届きました。
貸出カードに後の予約待ちが59人と書いています。
早く読んで返さなければと読み始めましたが、心配いりませんでした。 先が読みたくてすぐに読んでしまいました。
前に読んだ「 ナミヤ雑貨店の奇蹟 」は、過去から届く手紙の話でしたが、今回は神木のクスノキに念を託す祈念の話でした。
~~~~~ネタバレあり
主人公の直井玲斗は悪質な会社の商品の欠陥を客に漏らし解雇される。
未払い給料も退職金も貰えず、不当解雇だとして、代わりに機械を売り飛ばそうと会社に忍び込み窃盗で捕まる。
それを助けてくれたのが、亡くなった母親の腹違いの姉・柳澤千舟だった。弁護士を雇い、大金を支払い、会社と示談交渉をして保釈してくれた。
交換条件は、月郷神社のクスノキの番人をすること。ここから、不思議なクスノキへの祈念とかかわることになる。
~~~~~
玲斗の目線で読んで、クスノキの中で何が行われているのか、祈念とは? その後、何が起こるのか、夢中で読みました。
玲斗の複雑な家庭事情もあり理解はできますが、最初は少々思慮の足りない子だなと思っていました。
千舟に関わり教わり、自分で考え、どんどん成長していきました。きっと素直な子なんでしょう。
千舟の人間性が素晴らしい。ホテル経営の理念には頭が下がる。これこそサービスの基本だと。
新月と満月の周辺の日のみに預念と受念ができること。血縁者のみ可能。内容は極秘など、約束事があります。
玲斗が規則を破り、動くのをハラハラとしながら見守りました。
蝋燭に何か幻覚作用を起こす成分があるのではと思っていましたが、それ以外はあれもこれも予想どうりでした。
千舟の引退の理由は、少々想定外でした。義理の妹への思いも。 人間的に成長した玲斗がこれからも千舟さんの力になるでしょう。
ほっこりするファンタジーでした。
ぽちっと、ひと押しお願いします。
にほんブログ村
ありがとうございます
新聞広告で見て、昨年の6月3日に図書館に予約していたのが、やっと届きました。
貸出カードに後の予約待ちが59人と書いています。
早く読んで返さなければと読み始めましたが、心配いりませんでした。 先が読みたくてすぐに読んでしまいました。
前に読んだ「 ナミヤ雑貨店の奇蹟 」は、過去から届く手紙の話でしたが、今回は神木のクスノキに念を託す祈念の話でした。
~~~~~ネタバレあり
主人公の直井玲斗は悪質な会社の商品の欠陥を客に漏らし解雇される。
未払い給料も退職金も貰えず、不当解雇だとして、代わりに機械を売り飛ばそうと会社に忍び込み窃盗で捕まる。
それを助けてくれたのが、亡くなった母親の腹違いの姉・柳澤千舟だった。弁護士を雇い、大金を支払い、会社と示談交渉をして保釈してくれた。
交換条件は、月郷神社のクスノキの番人をすること。ここから、不思議なクスノキへの祈念とかかわることになる。
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玲斗の目線で読んで、クスノキの中で何が行われているのか、祈念とは? その後、何が起こるのか、夢中で読みました。
玲斗の複雑な家庭事情もあり理解はできますが、最初は少々思慮の足りない子だなと思っていました。
千舟に関わり教わり、自分で考え、どんどん成長していきました。きっと素直な子なんでしょう。
千舟の人間性が素晴らしい。ホテル経営の理念には頭が下がる。これこそサービスの基本だと。
新月と満月の周辺の日のみに預念と受念ができること。血縁者のみ可能。内容は極秘など、約束事があります。
玲斗が規則を破り、動くのをハラハラとしながら見守りました。
蝋燭に何か幻覚作用を起こす成分があるのではと思っていましたが、それ以外はあれもこれも予想どうりでした。
千舟の引退の理由は、少々想定外でした。義理の妹への思いも。 人間的に成長した玲斗がこれからも千舟さんの力になるでしょう。
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