あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

人生、山あり・・波あり・・

2006-07-14 | 日常・ひとりごと
人生、人それぞれ
いいときと、そうでないとき。
山あり・・
波あり・・・

順調じゃないときの方が、もしかしたら多いのかも。。


教室の生徒さん見てて・・
どのクラスもそれぞれやっぱり波があって
調子いいときばかりではないのです。。
(私もそうだけど。。)


1才クラスは、ほんとにその時、その時の子どもの気分とか
体調で様子が違うし、お母さんもまだお母さん2年生~3年生?だから
そんな子どもの様子に戸惑うこともしばしば。。

2才クラスは、第1次反抗期で何をしようとしても「あまのじゃく」
何でも「いや!」を連発したり、わざと反対のことを言ったりして
お母さんもイライラ・・。集団行動が出来ないと悩んだり・・
これで来年幼稚園にいけるのか?真剣に心配するお母さんも多いみたい。
リトミックのレッスンでも、毎回「行かない!」「行く!」で
もめたり、他の子に手を出してトラブルになったり・・
ここがちょっと最初の「山」だったりする。。

なんとか乗り切ってもらいたいけど・・・

そして、幼稚園に入って年少さん。
生活ががらっと変わって、この時期も慣れるまで大変・・。
風邪で何日か休んじゃうと、「幼稚園行きたくない病」になったり。。
それでもリトミックは行く!って来てくれるのは嬉しいけどね。。

だんだん、いろんなことを覚えて
心も成長してくる。。
親が選んでやらせていたことが、段々自分の気持ちや
意志もはっきりしてきて、好き嫌いや
やりたい、やりたくないの主張も出てくる。。

何でもそうだと思うけど、始めたことを続けるって
簡単なようで、難しいことなのかもしれない。。

やっていれば、いろんな山にぶつかったり気持ちに波があって
挫折しそうになることって、みんなあると思う。。

ピアノの生徒さんも、このところ壁にぶつかってる子がいて
何とか気持ちを切り替えてあげられないか悩んだ。

最近ちょっと元気ないなーと思ってた5年生の女の子。
のみこみが早いし、リズム感もいいのでちょっと教えると
上達も早かったのに・・
「練習が間に合わないから今日は行けない」というお母さんからの
連絡があったり、レッスンに来ても最近はあまり楽しそうじゃないな・・と
ちょっと気がかりだった。

昨日、ついに「やめたいんですって」とお母さんの口から言われて
私も「あぁ、やっぱり・・」と思った。
薄々そんな気がしていただけに、大きなショックというよりは
やっぱり・・という気持ちと自分の力が及ばなかったか・・
ということへのショックの方が強かった。
ピアノの楽しさを伝えることができなかった・・・という残念な気持ち。。


理由は、学校の勉強が忙しくて練習ができない。
お母さんが言うには、「性格が負けず嫌いで完ぺき主義だから
練習できなくて上達しないのが嫌みたい」ということでしたが・・
本人と話すと、本当はちょっと迷ってるのかな。。

始めるときも、ピアノがやりたくて、でも2年生まで我慢して
やっと2年生の終わりに始められたので、やり始めたら吸収は早くて
どんどん上手になった。
まだピアノ好きなんだと思うけどな・・。

「先生は”やめたい”っていうのを止めることはできないけど、
ピアノ止めちゃったら、もう弾けなくなっちゃうと思うよ・・
それでもいいと思うなら仕方ないよね。。」
今やめちゃうのはもったいないと思うんだけどね・・

そのくらいのことしか言えなかった。。

結局、今はちょっと中断してまたやりたくなったら
連絡するって自分で言ってくれた。

お母さんの方は本人任せなので、自分で決断するのって
5年生の子にとっては難しいかも・・って少し思った。。
まわりの友達もみんなピアノやめちゃって、そんな影響も
ある複雑な時期。。


自分はどうだったかな。
5年生の頃は学校の勉強も忙しくなって、鼓笛隊の練習とかに
あけくれて、ピアノの練習なんていつやってたんだ?(謎)
中学に入って、部活に入ると友達もみんなピアノはやめちゃって、
それでも何となくやめないで通ってたのは何でだったんだろう。。

先生も厳しくなかったから、ほんとに何となく・・
やってたんだと思う。
ピアノがすごーーーーく好きでーーーーとか
絶対音大に行くーーーーー!っていう
情熱はなかったけど・・(あれば人生変わってたよ。。)



好きだったんだろうね。音楽が。

漠然とだと思うけど。

離れたくなかったんだろうな・・。


その頃はこんなこと考えもしなかったけど。


結局、ピアノがいつの間にかエレクトーンの世界へ・・に
なったけど、続けてたこと、続けさせてくれたこと
今になってはほんとによかったなーって思う。

昔から熱い情熱はないけど
地道にこつこつ続ける性格なんだよね。。(笑)
これにもうちょっと「熱さ」があれば・・って思うことがよくある。(苦笑)


みんなそれぞれ「山」あり「波」あり・・
いろんなもんにぶつかるけど
1つのことを「続ける」ことってすごいことだと思う。
ずっと成長し続けることだもんね。。
でもやめちゃったら、そこで終わっちゃうんだもんね。

がんばろうよ・・。

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2 コメント

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残念ですね… (らずり)
2006-07-17 01:54:17
ピアノの生徒さん、私もたぶん発表会で会った事のあるお子さんですよね。

出番を待っている時にちょっとお話して、緊張しているけれど頑張る!と言っていたのが、とても印象的でした。

辞めちゃうのかな…と、私も残念です。



でも、そういう私も、5年生でピアノやめてしまったので、何もいえないのですが。

私の場合、先生が厳しかったのと、弾く目的がわからなくなってしまって、練習しなくなってしまったのですね。

基礎の指の練習の教本ばかりで、ピアノで音楽を楽しむ、ということが見えなくなってしまって。

で、それで練習意欲がなくなり、親に「それならやめなさい」と言われ、そのまま…という感じです。

でもその後、もう少しやっていれば…という気持ちもやっぱりありましたね…。



5年生になると、先生の仰る「山」の大きさ、高さが自分でもわかってきて、それで辛くなってきちゃうというのもあるのかもしれませんね。

でも、ピアノが好きなら、また少しお休みして戻ってきてくれるかも。

私ができなかったことを、生徒さんの彼女に求めるのは、すごく違っていることだとは思うのですが、

でも、私もぜひ続けて欲しいな、と思います。
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そうなんです。。 (sho.)
2006-07-18 02:09:30
らずりさん、コメントありがとうございます。

ピアノの生徒さん、5年生の時期というのは一つの”山”の時期なんだな・・と実感しました。もともとシャイなタイプで普段から口数が少なくて・・あんまり本音を聞かせてもらえなくて難しいお年頃。。もっと相談にのってあげられる先生だったらな・・と思ってみたり、ピアノは練習が辛くてもレッスンが楽しいとか、もっと先生に魅力があれば・・と自分の力の足りなさを実感してしまいました。。彼女にとって最初に出会った先生が違う先生だったらもっと伸ばしてあげられたのかも・・と申し訳なく思ったりしました。。



5年生くらいになると、急に心も大人になってきて、それまでは何となくできたのに「目標」や「成果」を真剣に考えるようになるんですよね。。それも大きな成長なんですけどね・・



らずりさんも5年生の時が”山”だったんですね・・。私も先生は厳しくなかったのですが、だらだらとあまり進歩しないまま、なんとなく続いていて一番目標がわからなくなってつまらなくなっていた時だった気がします。



らずりさんは、ピアノは一度離れても、今ではバイオリンを弾かれるのですから、音楽が好きな気持ちはずっと持ち続けていたのですね。。



私も中3まで結局だらだらやって、高校からエレクトーンを始めてリトミックに出会って、やっぱり音楽が好きなんだな・・って改めて思います。今頃、もうちょっと子どもの時にしっかり基礎をやっておけば・・って後悔すること多々ですが。。(苦笑)



生徒さん。。ピアノが好きって気持ち・・なくさないで、また弾いてくれるといいな。。

・・と心から願ってます。
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