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Astro Imaging Diary2  gooブログにお引越し!

2005年から趣味の天体写真を通して感じたことなどを日記風にまとめています。

90S

2020-07-03 | 赤道儀
正式には「TS式システム90mm屈折赤道儀」らしいですが、"90S"の方が一般的ですよね。40年ほど前の機材ですがいまだに愛用者が多く、オークションでも人気が高いです。憧れの90Sを譲っていただいた知人のご厚意に感謝、感謝です!!
タカハシの赤道儀は、P型、EM200、NJP、PM-1と使ったことがありますが、このサイズ感はとても良いですね。小さ過ぎず、大き過ぎず、どっしりとした質感や丁寧な造りから、人気が高いのも頷けます。http://www.takahashijapan.com/ct-products/bn-catalog/img-bnclog/1978-90S/P05S.JPGによると、「ピリオディックモーションとヨロメキは10秒角を越えることはありません。」と謳われるほど、タカハシの自信作です。
さて、この名機をどのようにしようとしているのか......
究極の中型写真用赤道儀を目指し、最新の技術による90S-GOTO改造をお願いしようと思ってます。
http://k-astec.cocolog-nifty.com/main/2017/08/90s-goto-1-53fd.html
ベルトドライブ駆動により赤経方向のレスポンスは格段に良くなるでしょうし、さらにハーモニックドライブの赤緯軸が加わると、素晴らしいガイド精度が得られると期待しています。
最新の微小pixelサイズのセンサーのメリットを生かすために、40年前の工作精度が求められるのは、感慨深いですね。

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2 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (526)
2020-07-04 19:16:08
初めまして。「526」と申します。
40年前、当時30歳台だった私がはじめて購入した赤道儀が90Sです。
タカハシは、さかんに「システム式」として宣伝していました。今では当たり前のことですが、当時は斬新な概念でした。
90Sは、タカハシの技術の粋を結集した名機だと思います。このころの赤道儀は銀塩での長時間露出を前提としていたので、精度にこだわった作りです。
いまでは、撮影も、赤道儀精度もデジタル対応しているので、40年前の精度は不要です。
しかし、40年前のこだわり抜いた作りの赤道儀に最先端のHDを赤緯体に取り付けるのは一生ものの赤道儀をGETすることになりますね。
90Sは、アルマイト下地に塗装をかけていますから、EMシリーズとは別物の美しさで、かんたんにハゲません。
ちなみに、私の愛機はEM-100で、EMとは言っても 90S同様にきちんと仕上げられたものです。
K-ASTECで、MTS3、ベルトドライブ駆動になっています。
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Unknown (yama)
2020-07-05 01:40:02
「526」さん、こんばんは。90Sへのコメントありがとうございます。仰る通り極軸ハウジングの塗装剥がれが気になっています。現物を見るとプレートなどの金属が当たり、深く削られてしまったように見受けられます。赤緯軸や極軸体受けは剥がれが無いし、塗装の色合いも違いすぎるし.....
いずれにしてもオーバーホール時に内部パーツの確認してもらい、OKならばハーモニックドライブ化しますが、問題があれば、別の躯体を探すことになります。
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