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Astro Imaging Diary2  gooブログにお引越し!

2005年から趣味の天体写真を通して感じたことなどを日記風にまとめています。

ドームを解体

2018-10-08 | 観測所
1992年5月に造った観測所も、4半世紀が経過。
紫外線によるひび割れなど、痛みが激しくなってきましたので、思い切って撤去しました。
スターライフ仲岡製のFRP製のドームで、1996年の百武すい星、2001年の獅子座流星雨の時には大活躍してくれました。
ドーム内の主鏡は、25cmニュートン、苗村先生の鏡は思い出深いイメージを残してくれました。
その後、写真鏡にシフトしましたが、仕事が忙しくなり、殆んど稼働していません。
銀塩時代から冷却CCDへ、更にはD810Aへとカメラは変遷していきますが、撮像スタイルは常に同じでした。
スリットから外気が吹き込んでくる寒中でも、シュラフに包まり、オートガイダーのカチッ、カチッというスイッチ音を聞きながら、スリットから見える星空に非日常の時間を感じながら、ウトウトとする、そんな時間が貴重で、楽しかったです。


ドーム部分を撤去


外壁材を剥がしていきます

長年の埃というか、生き物たちの生活の跡というか......(笑)

床板だけになり、農村歌舞伎の舞台みたい

床も剥がして、基礎だけになりました。