最終試合予想～フロイド・メイウェザー vs マニー・パッキャオ～～

WBA・WBC・WBOウェルター級タイトルマッチ
WBA・WBC王者：フロイド・メイウェザー vs WBO王者：マニー・パッキャオ


●フェイスオフ
メイは前かがみに上体を前後に揺らし足踏み。
パックは両拳を胸の前で合わせる。
共に視線は合わせない。


●1R
ゴングと同時にメイは軽い駆け足で出る。
パックはフォームを決めたまま出る。
パックはいつものグローブタッチに行かない。
メイは左にステップし、パックはそれに合わせ右フックを打ちメイの左ガードに当たる。
結果、ファーストフェイスはメイ、ファーストコンタクトはパック。

メイはvsカネロ戦法のリラックスした動き。
パックも大方の予想通り右から左ストで出る。
メイはパックの右をブロック、パリ―、スリップで避け、続く左ストをバンザイ態勢で交わす。
これも大方の予想通りのディフェンス。
パックが攻め、メイが交わす。
大きなアクション無し。


●2R
早々メイがL字でプレス掛ける。
パックはそれにニヤッと笑む。
メイは何をするのか？
場内に緊張が漂う。
パック一旦下がった直後、フラッシュの様な連打。
メイも打つ。
共に凄いスピード。
場内どよめく。
交錯の中で何が起こったか判らない程。
前半はメイがプレスを掛け、パックが下がり連打する。
後半はメイが再び軽く動き、パックが攻める。


●3R
共にクリーンヒットは無い。
何となくメイが主導権握っている感じ。
メイの左フックカウンターがヒット！
パックは一瞬バランス崩し、直ぐに立て直し両手を広げ 「 効いてないよ 」 のポーズ。
その部分を解説すると
パックが頭を下げながら右フックを打った直後にメイの左フックがヒット。
いわゆる時間差攻撃でパックの右にメイの左を被せるもの。
メイは再びL字でプレスから右、右 （ やや浅い ）
メイのペースになってきたか？


◆インタバル
パックはローチの言葉に何度も頷く。
メイはロジャーと深呼吸のみ。


●4R
パックのジェットの左スト！
メイはバンザイでステップ。
場内は 「 これが続きそうだ 」 の雰囲気。
メイがジャブを多く出す。
パックはそれに際どしタイミングで右フックを合わせ頭に浅くヒット。
共にボディは打たない。
突然レフェリーが入る。
どうした？
パックのドクターチェック？
おっと右瞼カットしている。
流血し始めた。
ここでゴング。


◆インタバル
パックのカットは長く深い。
レフェリー 「 by hitting 」 宣言。
場内再びどよめく。


●5R
メイは自身の左へのサークリングからジャブ、ブレーキを掛け右スト。
パックは射程が決まらず左ストを打ち急ぐ。
揉み合いからブレイク後、パックの流血が目立つ。
実況アナ 「 パックにとり大きなビハインドだ 」
樫木音と同時にメイの右ストがクリーンヒットしパックの首が跳ね上がる。
流血の影響か？


◆インタバル
実況アナ 「 傷は大きい 」 と悲観的な声。


●6R
開始ゴング、止血は不完全か。
メイは右目を狙う動き。
互いに軽くヒットしクリンチ。
パックとしては揉み合いで頭ゴリゴリを嫌う。
血は止まらず頬まで流れる。
メイはレフェリーに 「 should be 」 と、
パックは 「 No promlem 」 とアピール。
共にレフェリーでなく相手を見るべし。
メイのワンツー！
残り20秒メイの右、右！
パックはバランス崩す。
場内総立ちでゴング。


◆インタバル
パックのカットマンが綿棒2本を傷の奥に突っ込むシーンが痛々しい
観客も場内スクリーンに注目。


●7R
開始ゴングなってもパックのセコンド陣は仕事している。
レフェリーが即す。
メイはパックの死角へ逆へステップ踏みながらジャブ右スト、時にシャッフル。
パックは突っ込み過ぎて上体がロープから出る。
ソリッドパンチがヒットする感じが無い。
メイは再びレフェリーにSTOPを促す動き。
静かに終わる。


◆インタバル
パックのコーナーに人が集まり慌ただしい。
ローチが騒いでいる。
パックはうつむき気味。
そして数発のゴングが響き、レフェリーが両腕を振る。



最終試合予想：メイウェザー7R負傷TKO勝ち