ルーカス・マティセ vs レイモント・ピーターソン
試合結果:マティセ3RTKO勝ち
●所見~マティセの場合~
1R、ジャブを打つ際、後脚がついて行けて無く、右を打つ際も後脚がしっかり着地してないので
コンディションは完全で無い様に見えたが持ち前のハードパンチで短い時間でペースを引き寄せ
2R、左フックを相手の側頭部に当てダウンを奪った。
その左フックはナックルの薬指と小指で当てた様に見えたがその部分は力が入り難く、
固い頭に当たっては尚、威力が下がると思われるがあの威力。
そして2度目のダウンを取った左フックよりも凄かったのはストップ直前の右ストの空振り。
グローブの中にハンマーが入っているのではと思わせる程、パンチに体が引っ張られている。
リングサイドのD・ガルシアは顔は笑っていたが膝も笑っていたかも知れない。
●所見~ピーターソンの場合~
1Rの動きを見るにファイトプランは正しい。
スピードを活かし、直線的な相手をサイドへの大きなフットワークで回避しジャブからの右を打ち込む。
この相手に得意なフック連打で出る必要は無い。
当然にvsM・ハグラーのSR・レナードばりの集中力が必要になるが。
2度目のダウンは左フックの相打ちのタイミングで右ガードをしっかり置いていたが内側から
打ち込まれた。
それでプランも集中力も砕け散った。
更には未来の栄光も砕け散ったか?
自分より速い相手にも最終的には対応してしまうのがいつも不思議。それだけパワーが圧倒的なのでしょうか。今日も序盤はアウトボクシングされそうな雰囲気もあったのですが、すぐに詰めてしまいました。
ガルシアの左フックだけは要注意ですが、やはり予想はマティセになっちゃいますね。
ガルシアも飲まれるという予想も頷けるのですが、
私はガルシアが逆転KOしそうなイメージがあるのですが。
理由として全く根拠の無いものなのですが、
ビッグネームの注目されているハードパンチャー同士の試合では押されている側の選手が
一発で試合を終わらす、または変える試合が過去にもボクシング以外の格闘技でもあったので、今回がそれなのではと予想してしまうのです。
その前にちゃんと試合が始まるかですが(笑)
この試合では空振り後にバランス崩したり、パンチも食ってたしどうかな?と思いましたがまったく問題なし。
次の試合も楽しみっす。
ジュダーがそう言うのもわかります(笑)
最初のダウンを奪ったパンチはまるで物理法則を無視したかのような破壊力に見え衝撃を受けました。ガルシアではマティセのボディストレートより速く相手に届くパンチが無いため厳しい気がします。
私は28歳でブレークと思ってます。
違いとは年齢との因果関係でしょうか。
現代はどのスポーツも80年代以前に比べ変化していると思います。
>hanasoraさん
パワーが圧倒的、それに尽きると思います。
相手は戦前からそれに追い込まれていたのでは無いですかね。
私の予想も以前からマティセです。
>アッパーさん
ガルシアはマティセのパワーのイメージが強過ぎ、余所行きな戦法を取り、それが裏目に出る気がします。
私も実現を疑ってます。
最近はメイの様に王様気取りですから。
>さんちょうさん
オールドファン等はアルゼンチンにテクニシャンのイメージを持っていると思われますが
実際はパンチャーが多いですね。
>おれ・ガメスさん
崩れたバランスをパンチを振る勢いで戻している感じです。
腕力も強いのでしょう。
アルゼンチンの選手は試合数多いのでどんどん試合してくれるでしょう。
ゴロフキンと並んで最強でしょう
しかし、個人的にはピーターソンのスタイルが好きで応援してたので残念です
調子良さそうに見えたのになぁ
硬質パンチとしてはマティセとGGGが双璧でしょう。
ピーターソンは後に影響する様な負けに思います。