Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~アンソニー・ジョシュア vs フランシス・ガヌー~

2024年03月09日 | BOXING
ヘビー級10回戦
アンソニー・ジョシュア vs フランシス・ガヌー
結果:ジョシュア2RTKO勝ち

■分析~ジョシュアの場合~
打ち気に逸る相手にボディジャブは有効。
1R序盤はかなり警戒していたが相手がサウスポーにチェンジしたところを 「 ガラ空きじゃん 」 と右ストレート一閃。
vsサウスポーに突然の右はこれまた有効。
2Rは構える右の置き方から仕留めモード。
最後の右は目いっぱいの振り。

タイソン・フューリーとの比較で評価上がっただろうが順が逆だったならば結果は異なったかも。
畑山氏がカムバックのダイレクト世界挑戦にヒルベルト・セラノを選んだのは セラノvs坂本 ありき。
K1のミルコ・クロコップが飛ぶ鳥を落とす勢いだったボブ・サップをKOしたのも サップvsホースト ありき。

KO勝利後のクールな表情は 「 騒ぐほどでもないぜ 」
” こっち側 ” のプライドが感じられた。

■分析~ガヌーの場合~
スイッチボクサーなのか判らないがボクシングでは安易なスイッチは危険。その瞬間は最も。
マイク・タイソン vs フランク・ブルーノⅡの3Rブルーノが安易にスイッチした直後に攻め落とされた。
ダメージ受けた後のボクシング的な対処を知らなかったようだ。 ( ボクシング的対処? 管理人も知らないが… )
UFCではグラウンドに持ちこんで回復させる方法もあるが、ボクシングでは立ち続けなけれならない。
2回目のダウンから立ち上がった表情は切れた唇を開けて 「 どうしていいか判らない 」 と眼も虚ろ。
エンターティメントがプライオリティになりうる世界ゆえ、またチャンス与えられそう。
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2 コメント

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Unknown (バタービーン)
2024-03-09 20:49:20
こっち側のプライドとは言い得て妙ですね。
やってくれましたAJ
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Unknown (管理人)
2024-03-10 12:53:25
>バタービーンさん
8戦も積めば ” こっち側 ” になりますかね。
武居などは ” そっち側 ” を拭えませんが。
那須川は既に ” こっち側 ” な感じがします。
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