山の上にあるホテル、ヒルトンから小田原の市街まで車で20分。
小田原の街を散策したいところですが、親方の脚が悪くて思うように動き回れません。
本人は小田原城に行きたくて仕方がないのですが、遠くから眺めるだけに。
タクシーで小田原文学館に行きました。
小田原出身の文学者と小田原にゆかりのある文学者の展示品があります。
小田原出身は近代文学の先駆者、北村透谷、牧野信一、川崎長太郎、北原武夫ら。
ゆかりの文学者は谷崎潤一郎、三好達治、坂口安吾、北条秀司、岸田国士。
後、北原白秋の童謡館、尾崎一雄邸書斎があります。
白秋は大正7年から同15年までの8年間を小田原で過ごしました。
その間、たくさんの童謡作品を創作しています。
久し振りにゆっくりと近代文学に触れることができました。
静かな白秋邸のお座敷に座っていましたら、子供の頃の祖父母の家が懐かしく
思い出されましました。
思い切って来て良かったと思いました。
親方に合わせて動きますので、ハプニングもあります。
予定していたお寿司屋さんにタクシーで駆けつけましたら、終わっていて
がっかり。
尾崎一雄邸
北原白秋童謡館・・・旧田中光顕別邸
坂本龍馬の同志で明治期は宮内大臣などを歴任した田中光顕が晩年建てた別邸