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めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

地球があんまり荒れる日には

2016-01-25 00:40:36 | 日記
 

 キンキンと底冷えする。
 ジッとしていると身体中がコリコリに。
 この寒さの中、外に出ると血圧が上がりそうで恐い。

 家の中でストレッチ、足踏みしたりして身体をほぐす
 テレビの前に、ドカッと座り放しの親方も誘う
 暫くはこんな感じなのだろうか。
 
 やりかけの片付けもあるのだが、家中が冷蔵庫状態
 暖かい居間から出たくない。
 まるで熊の冬ごもり。

 積ん読の山から一冊取り出してみた。 
 愛読書、谷川俊太郎詩集だった。

 栞の挟んであったページに目が釘付け
  
         地球があんまり荒れる日には

       地球があんまり荒れる日には
       僕は火星に呼びかけたくなる
       こっちは曇りで
       気圧も低く
       風も強くなるばかり
       おおい!
       そっちはどうだあ

       月がみている
       全く冷静な第三者として

       沢山の星の注視が痛い
       まだまだ幼い地球の子等よ

     地球があんまり荒れる日には
     火星の赤さが温かいのだ
    
          谷川俊太郎詩集 『これが私の優しさです』 より

  心がほんわかと優しくなったワタクシです 

  
   ある年の庭


            ブルームーン
 

 
           クリスマスローズ
コメント (10)
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