中東の空にさらにまた一つ、大きな暗雲が立ち込めてきた。イランの核開発疑惑に対する西側の「包囲網」という“カミナリ雲”である。
イランにはかねてより核開発の疑いがあるとして、アメリカだけでなく様々な国や機関から情報公開と査察を求める動きが出ていた。しかし、言を左右にして事実上、欧米の追求を退けてきた。そこへ昨年6月、イスラーム復古主義の急先鋒であるアフマディネジャド・テヘラン市長が大統領選を制 . . . 本文を読む
ロシア政府は3日、訪問中のハマース代表団に強硬路線を変更し、(パレスチナ自治政府による)過去の合意を順守するよう期待する」と述べ、イスラエルとの合意履行を求めたことを発表しました。
この発表を受けブッシュ大統領は、西側社会との接点の第一歩として注目している旨の発言をしました。
この動きには裏があると見た方が良いですね。一両日中に分析記事をお届けします。 . . . 本文を読む
イスラエル労働党のペレツ党首は2日、パレスチナ自治政府のアッバース大統領と会談を行ないました。
会談は、アレンビー橋の近くで行なわれたとのことです。アレンビー橋というのは、ヨルダンとパレスチナを流れるヨルダン川にかかる橋のことです。ただし、実質的に入国管理を行なっているのは、パレスチナ自治政府ではなく、イスラエル政府です。
ペレツ党首は、28日に行なわれる総選挙に向けて今回の会談を行なったと . . . 本文を読む