アロマセラピー香屋(かや)【店主の日記】

英IFAアロマセラピストの日々生活~アロマと猫とアメリカに隣接するまち"福生"で過ごすLOHASな日記

パートナーケア

2006年07月14日 | アロマの仕事
今日は、パートナーケア講座・短期集中の2回目を開催しました。
生徒さんはおひとりなので、生徒さん自身にも実際にマッサージを体験して頂きたく・・・

今回はあえてモデルなし!
私がマッサージをし、次に私がモデルをしながら、生徒さんにマッサージテクニックを教えていく、という方式で行ないました。

自分の行なうマッサージはどういう効果があるのかを身をもって体験してもらい、また、良いマッサージと悪いマッサージの違いも体得して頂くことができ(たと思う)、よかったです。

おまけに
私自身も、ひさびさに人にマッサージをしてもらい、サッパリ、スッキリ♪ リフレッシュしちゃいました。
やっぱり人にしてもらうマッサージって、格別な心地良さがありますねー。
私も改めてお勉強させて頂いた気分です。


IFAミーティングin東京

2006年07月11日 | アロマの仕事
毎年この時期、私が所属している国際アロマセラピスト連盟(IFA)の本試験が日本で行なわれ、本部イギリスから理事と試験官が来日するので、それに合わせて日本でのミーティングが開かれています。

今日は東京でのミーティングがあり、参加してきました。

知人は一緒に出かけたMちゃんのほかは、二人だけでしたが、色々な方と交流が持て、面識もできてとても有意義でした。
名刺交換もたくさんさせて頂いて嬉しかったです。
同じ学校出身の後輩さん達が結構いらしていて、ちょっとづつですが、お話できたのも嬉しい収穫でした。
私が1期生だと告げると、
”え~~~!?”

とみなさん一様に、”化石(?)”を見つけたかのように驚かれ、

私も
”え~~!?なんでそんなに驚くのぉ~~!?”

と言いながらも、そっかぁ・・卒業して7年も経つんだもんなぁと、納得。時の流れを感じました。

でも、皆さん多方面で活躍されていて、バイタリティもあって、後輩とは思えないほど頼もしかったです。
いい刺激になりました♪


ミーティングの前半は、IFA本部&日本の現場報告でした。
ちょっとだけその内容をご報告しておきます。

当初(1998年)、日本には5校しかなかった認定校も、今や28校に増え、会員数も全体の30%を日本人が占めるほど、日本でのIFAは著しい成長をとげているそうです。

学校が増えると、レベルに差がでるのでは? という懸念もでてきますが、IFAでは、学校を卒業しただけでは認定セラピストにはなれません。
全世界共通の筆記試験と実技試験からなる『本試験』があり、これにパスしないとディプロマ(認定資格)が取得できないシステムになっています。
なので、各学校はこの本試験のレベルに達するように教育していかないとアロマセラピストを輩出できないので、勝手にレベルを下げたり、甘い採点で卒業させるわけにはいきません。本試験の合格率が低い状態が続き、改善がみられない場合は、認定校資格の取り消しもあるのです。

これは世界でもIFAだけが取り入れているシステムなのだそうです。
このシステムがあるからこそ、これまで培ってきた伝統と歴史が守られ、高いレベルが維持できているとIFA理事陣は認識しているので、今後も、どんなに学校が増えようと、本試験は行なわれ、レベルは保たれていくと伝えられ、安心しました。

そうそう、念願のスパニッシュセージも手に入りました♪
IFAの学習精油のひとつなんですが、日本ではまだあまりみかけない種類のため、理事の方にお願いして買ってきて頂いたのです。
ちゃんと覚えていて下さって感謝 私の分も頼んでくれていたMちゃんにも感謝

『基礎講座Ⅱ』を受講された生徒さんには、次回ご来店時にもれなく試香して頂きますので、お楽しみに!
受講生以外の方も、ご興味があれば遠慮なくお声掛け下さい。


猫's 動物病院へ行く。

2006年07月09日 | 
土曜日の朝。
スーの耳に赤いポツポツがあるのに気が付いた。



私は蚊に刺されまくって、痒くて目が覚めた朝でもあったので、

もしかして、スーも?

と心配になり、今日、動物病院へ連れて行きました。
病院へ行くのは1年半ぶりになるので健康診断&予防接種も兼ねて、ついでにモタも。

で、心配していたスーの診断結果は、『紫外線に当たりすぎたことによる炎症』ということで、

”何もせず放っておいても自然に治るから大丈夫”と言って頂きました。

そういえば、日中、日差しが降り注ぐ窓際で日光浴してたもんねぇ・・・
でも何でスーだけ? 色の違いかな??

まあ、何はともあれ、よかった~~。

健康診断の結果も2匹とも、すこぶる健康!問題な~し!!
予防接種も無事に終わったし、安心しました。

スーは6.8kgもあったのですが、三毛は大きくなる傾向があるらしく、
この程度なら”肥満”ではないそうです。
しかも、この種は長生きで、先生のおうちの猫は24年も生きたんですって!
あと20年は一緒に居られるかもしれないんだ~~。うれしい

ちなみに、モタは5.5kg。
出掛けは散々鳴いて、かごから出ようともがいていたんですが
病院へ近づくにつれすっかり静かになり、診察室でフタを開けると・・・

『僕は置物・・・置物だよぉ・・・』

といった面持ちで、目をつぶり微動だにしないでジッとしているモタが居ました。

先生が触ると、かごにしがみついて抵抗するも、ズリズリ引き出されてしまってました。
さすが!手馴れてますね。

診察が終わると、猛ダッシュでかごに入り、また置物のように静かにじっとしてくれていたので、帰りは楽勝でした。
行きは大音声がマンション内に響かないように(一応ペット禁止のマンションなもので・・)、私が猛ダッシュ。
巨体を抱え、マンション内を疾走したので、汗だくでした・・・

なにはともあれ、一大行事が無事に済んでよかったです。
無事に帰宅した二匹はこんな感じ↓

 ぐったり猫 その1


 ぐったり猫 その2

ピラティスいいかも~

2006年07月08日 | 健康・エコ
夜、4ヶ月ぶりくらいにフィットネスに行ってきました。
すると、新しいプログラムができていたので、早速チャレンジ!
それが、コアピラティス

ピラティスは、ハードな動きはなく、スローなテンポで、独特の呼吸法を行ないながら、身体に負担をかけずに体の芯の部分(コア)の筋肉を鍛えて、姿勢の悪さや左右の歪みを調整してしなやかな体をつくる、というものだそうで、久々のエクササイズにはもってこい♪ でした。

マットに寝た状態で上半身や下半身を動かしたりするだけなんですが、途中から、体の深部が熱くなってきて、終わったあとは、表面はほとんど汗をかいてないのに、体の芯から温まったお風呂上りのような爽快感がありました。
しかも、中心部しかやってないのに、肩&首の筋もほぐれてる~。

さらに、歩いている途中で、あら!?

と気が付いたですが、自然と胸を張って背筋を伸ばして歩いてたんですよ~。
たった45分で、無意識に姿勢まで変わっちゃうなんて、不思議~。
いいかも~。

また行って見よ~~~。

もともとリハビリ用のエクササイズだったそうなので、体力がなくても、体が固くても心配無用! です。
機会があったらみなさんもぜひトライしてみてください。
ほんとに、からだがシャンとしっかりしますよ。

しかーーーし!

ピラティス人気で、無資格インストラクターが担当するケースが急増したために、逆に体を痛めてしまう人も増えているそうなので、お気をつけ下さい。
事前に担当者の資格の有無を確かめた方が賢明かもしれませんね。

アロマセラピー理論と実際

2006年07月01日 | 日々のアロマ
今週は慌しく過ぎてゆき、外出が続いたこともあってブログが更新できずにいました。
昨日は神田でアロマの勉強会があったのですが、アロマの理論と実際が違っていることが多々あることを改めて知りました。

例えば、『Aromatherapy』という言葉の生みの親、ルネ・モーリス・ガットフォセのお孫さんが、先日来日されたときのお話を聞いたのですが・・・

Aromatherapyという言葉が生まれたのは、1928年に同名の書籍が発表されたことから

と一般に言われていますが、1928年には何もなく実際は1937年だそうです。

また、その言葉が生まれたきっかけは、

ガットフォセが実験中に手に大火傷を負い、とっさにそばにあった液体(ラベンダー精油)に浸したところ、ケロイドにもならずきれいに治ったことから

と言うエピソードが有名ですが(私もそう習い、つい数日前の講座でも、生徒さんにそうお話しました)、実際は入院するほどの大火傷で大変だったとか、ラベンダーは退院してから使ったのだとか。
この事故がきっかけであったことは確かではありますが、語り継がれていくうちに尾ひれが付いてしまったんですな・・・

でも、炒め物をしていて油が跳ねた、とか、オーブンの端にうっかり肌が触れてしまったなどの、ちょっとした火傷では、流水で患部を十分冷やした後に、ラベンダー精油の原液をつけておくと、水ぶくれにもならず、跡も残らず、キレイに治った、というのは実際に何度も経験していますから、『火傷に有効』というのはウソではありません。

でも、ガットフォセのエピソードに関しては、フィクションが織り交ぜられていたということで、この場を借りて、訂正させて頂きます


さらに、精油の原料は、栽培種なら有機栽培が最高品質とうたわれていますが、実際に有機栽培の現場や蒸留場を見学してみると、疑問に感じることも多いようです。
家庭菜園などされている方は経験があるかと思いますが、農薬を使用していないので、まめに除草しないと、雑草がボーボーに生えてしまい、ともすると原料植物よりも背が高く成長していることもある。
そして、原料植物は雑草ごと刈り取られ、そのまま蒸留釜へ・・・そして精油ができあがる。
現地では、雑草は大して精油成分を含んでないんだからノープロブレム。気にしない、気にしなーい というスタンスらしい。
私たちが想像する栽培や蒸留風景と実際は随分違っているようです。
まあ、そうでないところもあると思いますが、多くはこんな感じみたい。
でも、それって純粋な精油と言えるのだろうか・・・?
なんか考えちゃいました。