アロマセラピー香屋(かや)【店主の日記】

英IFAアロマセラピストの日々生活~アロマと猫とアメリカに隣接するまち"福生"で過ごすLOHASな日記

熟年離婚の危機を救う!?アロマテラピー

2007年05月08日 | 日々のアロマ
夫の定年をきっかけに熟年離婚をするご夫婦が増えているという。
その原因は夫に対する妻の悩みや不満が圧倒的に多いといいます。

定年後、これまで昼間居なかった夫が居る。
朝から晩まで何をするでもなく家でゴロゴロ。一日中TVを見たり、食っちゃ寝してる姿を横目でみながら家事をする。
最初は寛大な目で見ていた妻も、これまでと違う生活リズムに調子が狂って、だんだんとストレスが溜まっていき…
ついにキーーーッ と爆発してしまうという。

我が両親も、このようなパターンにはまりつつあった時がありました。
それは、雨にも負けず風邪にも負けず皆勤賞の父が退職したばかりの頃。
実家を訪ねると、なんだか険悪なムードの二人
取り分け父は、ちょっとしたことで直ぐに機嫌が悪くなるというデリケートな状態。
何もしてないのに・・当たられる母はそれでイライラ

ちょうどアロマ学校の宿題で、両親をモデルにトリートメントする用事で行ったので、母にはイライラを鎮めるブレンドで、父にはすっきりサッパリするブレンドで全身トリートメントを行ないました。
5日~2週間に1回、約2ヵ月弱に渡って合計5~6回ずつトリートメントを施したのですが、母は2回目後に気分が安定し、父は3回目のトリートメントが終わった途端、人が変わったように快活になり、それから殆ど毎日趣味に出掛けるようになっていました。4回目のトリートメント時には、元気いっぱいで出掛けたくてうずうずしてる、というコメントを残しています。

こうして、少しずつ新しい生活パターンが出来上がり、今では、なんだか友人か兄弟の共同生活みたい。
家事は自然と分担(料理は母が作り父が洗う、洗濯物は母が干し父が取り込む、etc.)されているようです。もともと母は多趣味だったので、ほとんど毎日どこかのサークルに出掛けている様子です。父はもともと豆で独身時代は自炊していたそうなので(そういえば、アイロン掛けは父に教わったっけなぁ・・・)、どちらかというと父が主夫のように見えます

まあ、たまたまアロマトリートメントと生活パターンの変革期が重なっただけかもしれませんが、トリートメント直後の二人は明らかに気分が良くなり、スッキリとした明るい表情が見られたので、少なくともよい気分転換にはなったと思います。

でも、たかが香りと思うことなかれ。
香りは本能(たくましく生きる脳)に働きかけ、情緒や自律神経・ホルモン・免疫系の調整を促してくれるといいます。
ヒトには理性というものがあり、ヒトの本能はこの理性にコントロールされ、人間らしい行動を生んでいるのですが、本能と理性のギャップがあまりに大きく、あるいは小さなズレが長期に渡ると、心身のバランスを崩して、自虐的になったり誰かを傷つけたりすることでバランスを保とうとします。
アロマセラピーはこの本能を癒し、また寛大な理性を導くのにきっと役に立つのでしょう。

この時期になると、いつも両親のこの出来事を思い出します。
そして勝手に自負してアロマやっててよかったなぁ、と思うのでした


今日のにゃんこ

本能のままに行動するモタ。

     今日も人のお腹に乗って熟睡体勢

そのまま受け入れていると

        30分経過


        1時間経過

一向に目覚める気配のないモタであった

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