アロマセラピー香屋(かや)【店主の日記】

英IFAアロマセラピストの日々生活~アロマと猫とアメリカに隣接するまち"福生"で過ごすLOHASな日記

オリーブ油講座

2006年03月30日 | うちごはん
2月に某生協のオリーブ油のお話を聞いて、アロマのキャリアオイルとの共通点が多く、また内側からの健康という点で油の摂り方はとっても大事だと再確認し、もっと詳しくお話を聞いてみたい! と思ったので、ヴィボンさんにお願いし、私が幹事を務めているアロマ勉強会にお招きし、本日また講義をして頂きました。

オリーブ油は、母乳の脂肪酸の構成要素ととっても似ていて、消化の良い油なのだそう。
オリーブ油より吸収されやすいのはその母乳だけで、人の体はオリーブ油に含まれている
ビタミンをほどよく吸収することが研究により証明されてもいるそうです。

植物油に含まれる脂肪酸は、脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、ホルモンの材料になったり、
細胞膜を丈夫にする役割があるので、体にとって必須の栄養素でもあるのですが、摂りすぎ
と酸化がデメリット。
ポイントは質の良い(酸化しにくく、酸化していない)植物油を、一日の総カロリー量の
25~6%分摂取するのが理想。
さらに、脂肪酸の摂取バランスも大事で、リノール酸1に対し、リノレン酸6~10の比率で
摂ることが望ましく、これより多くても少なくても支障が出てくるとのこと。

この理想的な脂肪酸比率でオリーブオイルは構成されているのと、心臓病やガンの予防に
有効なことが解明されているオレイン酸が豊富に含まれるため、動物性脂肪の代わりに
オリーブ油を総カロリーの範囲内で食べれば病気を予防する効能が期待できるそうですよ。

特にエキストラバージンオリーブ油はオリーブの実を絞っただけのいわばジュースで、
有機酸やビタミン、色素(βカロテン、葉緑素)やポリフェノール、ビタミン、ミネラル
などが含まれています。
朝ティースプーン1杯のオリーブ油とフルーツジュースコップ1杯を飲めば、脂溶性と
水溶性のビタミン両方が補えて良いそうです。
オリーブ油は腸の蠕動運動を促す効果もあるので、便秘の解消にも役立つそうですし、
ヴィボンのオリーブオイルはアロマのキャリアオイルとしても使えるグレードなので、
美容にも大いに役立ってくれそうです。
ただし、アレルギーをお持ちの方は微量成分とアレルゲンがバッティングする場合が
あるので、キャリアオイルとして使用する場合はパッチテストを行って頂いた方が賢明です。

その他にもたくさんの有意義なお話をして頂いたので、また機会を見つけてお知らせしますね。

お話のあとには、オリーブオイルを使ったお料理を食べ、頭もお腹も大満足!
とっても楽しいセミナーでした。

またこのような楽しい講座を企画したいなと思いました。