アロマセラピー香屋(かや)【店主の日記】

英IFAアロマセラピストの日々生活~アロマと猫とアメリカに隣接するまち"福生"で過ごすLOHASな日記

ローズマリー

2006年03月05日 | 日々のアロマ
今日は晴れて暖かく、昼間は日差しが暑いくらいでした。
2月頃から咲き始めたローズマリーも花がたくさん咲きました。
つぼみもどんどんふっくらと大きく膨らんでいるので、しばらく楽しめそうです。

ローズマリーは、ラテン語の”海の露”(ros-marinus)”からつけられた名前で、
海に向かって断崖などに咲いている様子を表しているのだそうですが、花の色や形もなんだか海の露っぽく思えてしまいます。
名前の由来は他にも説があり、バラのローズとか、聖母マリアが由来ともいわれていますが、元は関係なく、音が似ていることから後から関連付けた物語ができたそうです。普段、名前の由来なんてあまり気になったりしませんが、調べてみるとへぇ~!? と思うことがたくさんあって面白いです。

ちなみにローズマリーの和名は”マンネンロウ(万年郎)”ですが、これも元は”マンネンコウ(万年香)”で、どこかで書き誤って名前が変わってしまったらしいといわれています。
万年に渡って永遠の香り→永遠にハーブの力を持っている→永遠の健康→若さを保つ=永遠に郎子(青年)ということで、意味は変わらないと思われますが・・・

精油はもちろんハーブとしても、抗酸化作用が高く、心臓を強め、血行をよくし、肝臓機能を高め、病気に対する抵抗力を高めるなどなど、さまざまな効果が言われています。美容関連では、黒髪をつややかにするため、シャンプーやリンスに配合されたり、肌の老化を予防するとして目元、口元、首まわりなど、年齢がでやすい部分のケアにも用いられています。

食用ハーブとしても有名で、お肉の臭みを消すとか消化を促すとあって、コショウ感覚でいろいろなお料理に使えますが、これから、若芽が伸びだしたら、葉っぱとともにやわらかい茎ごと天ぷらにして食べてみてください。独特の甘みがでて、とっても美味しいんですよぉ~。ぜひお試しあれ。